Last Update 2022.3.1
       
 ◆東京モノレール/羽田線開通10周年記念乗車券
                1974年/昭和49年9月 日立運輸東京モノレール発行

  1974年/昭和49年9月,
  日立運輸東京モノレールが,羽田線開通10周年を記念して発行した記念乗車券です。
  記念乗車券に描かれたモノレールは500形です。 1969年から赤塗色で登場しました。

  東京モノレール(初代)は1967年11月に日立運輸東京モノレールに商号変更され,
  1981年4月に,再び東京モノレール(2代)に商号変更されています。

  羽田線は,東京都心と羽田空港(東京国際空港)を結ぶ跨座式モノレール方式のアクセス路線です。
  東京オリンピックの開催に合わせて建設され,
  開会式(10月10日)の前,1964年/昭和39年9月17日に羽田線・モノレール浜松町-羽田間を開業させました。
  開業当時は,途中駅はなく,モノレール浜松町駅と羽田駅を直結しました。

  その後,大井競馬場前駅(1965年に臨時駅/1971年に常設駅),羽田整備場駅(1967年),
  新平和島駅(1969年)が開業しました。

 東京モノレールの開業では,
 車体長さ10mの
 100形・200形・300形・350形
 33輌が投入されました。
 輸送力増強のため
 車体長を10mから15mに延ばした
 500形26輌が赤と白の塗色で
 1969年/昭和44年から投入されました。
 500形は22年間活躍しましたが,
 1991年/平成3年に引退しました。
 当時の500形電車を
 1975年/昭和50年に撮影しました。