Last Update 2011.6.1
     
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魚沼交通・ボンネットバス BX341の経歴

  いすゞBXシリーズは,
  いすゞ自動車が1947〜1970年/昭和22〜45年に
  製造したボンネットバスです。

  魚沼交通のBX341は,1959年/昭和34年製です。

  このボンネットバスは,
  愛媛県の瀬戸内運輸と瀬戸内海交通で活躍したあと,
  広島県内で物置として使われていました。

  2002年/平成14年に,
  福山自動車時計博物館に引き取られ修復されました。
  福山自動車時計博物館は,
  ボンネットバスをはじめ数々の車両を修復しており,
  修復されたバスは,定期観光などに運用されています。

  2004年/平成16年に,
  福山自動車時計博物館から
  新潟県・湯沢町の魚沼交通にやってきました。

  イベント“魚沼のムラ”などで
  “越後雪国ロマンバス”として運用されますが,
  普段は,越後湯沢駅前のホテル“いなもと”の玄関脇に
  展示されています。

  優しい曲線のボディ,丸みのある窓,非常ドア,
  砲弾型の灯具,飛出し型のアポロ方向指示器など
  昭和が見えてきます。

  また,木の床,フェルトの座席,円形の計器・時計など
  懐かしい車内の見物もできます。

  トトロの猫バスに似たボディーカラーなど
  飽きることはありません。