SHONAN COLLECTION HOUSE

  
■ I M P R E S S I O N ■

     “夕陽を浴びて”

     大阪環状線と言えば,オレンジ色の電車です。 関西では,国鉄主力通勤電車であった103系が,頑張っています。
     夕陽を浴びて,眩しいオレンジ色の103系電車がやってきました。
     前頭部には,“つなぐ,むすぶ,想いをのせて,大阪環状線・50年”のヘッドマークを付けていました。

     大阪環状線が全通したのは,1961年/昭和36年のことです。
     当時の西成線・西九条と関西本線・境川信号所(今宮-浪花貨物駅間の信号所)の開通により,
     城東線(大阪-天王寺),西成線(大阪-桜島),関西本線・貨物支線(天王寺-境川信号所)がつながりました。
     しかし,西九条では,線路はつながっておらず,
     現在のような環状運転はできず,桜島-西九条-大阪-京橋-天王寺-西九条の“の”の字運転でした。
     1964年/昭和39年に,西九条の高架工事が完成し,環状運転が開始されました。

     大阪環状線 OSAKA LOOP LINEの103系電車の引退も間近です。

     撮影≫ 大阪環状線普通列車 1541(野田16時10分発・天王寺行き),クハ103-806ほか
         
2011.11.4 西九条 〔JR西日本 大阪環状線〕