Last Update 2014.6.1
       
  厚狭機関区 1971年/昭和46年
   厚狭機関区には,当時,
   美祢線と宇部・小野田線の貨物列車牽引の20輌を超えるD51のほか,
   C58,C12が所属していました。
   D51は大嶺地区の石炭,美禰地区の石灰石を
   宇部,小野田のセメント工場にピストン輸送していました。

   1971年/昭和46年から,DD51,DE11の配置が進み,
   さらに,1973年/昭和48年2月,厚狭-宇部間のピストン運転が終了し,
   翌年,1974年/昭和49年10月,美祢線,宇部線は無煙化されました。

   撮影したD51 470(1963年/昭和38年・厚狭機関区配属)は,
   現在,岐阜市梅林公園に静態保存され,
   D51 8(1970年/昭和45年・厚狭機関区配属)は,
   尼崎市・大物公園に静態保存されています。
 *Photo画面をクリックすると,大画面で連続写真をご覧いただけます。
  厚狭駅のD51 426

  1971.3
  厚狭 〔山陽本線〕
  
D51 426
  厚狭機関区のD51 470

  D51 470は
  1940年/昭和15年,
  鉄道省・大宮工場で
  製造されました。

  1971.3
  厚狭機関区 〔山陽本線〕
D51 470
  厚狭機関区のD51 470

  D51 470は,
  厚狭機関区のモデル機関車で
  デフ(除煙板)に
  鷲のマークを
  付けていたそうです。

  1971.3
  厚狭機関区 〔山陽本線〕
D51 470
  厚狭機関区のD51 470

  1971.3
  厚狭機関区 〔山陽本線〕
D51 470
  厚狭機関区のD51 920

  1971.3
  厚狭機関区 〔山陽本線〕
D51 920
  美祢線の
  C58 338牽引旅客列車

  当時,美祢線には,
  朝夕にC58牽引の旅客列車が
  運転されていました。

  1971.3
  厚狭-湯ノ峠 〔美祢線〕
C58 338
  厚狭機関区のD51

  1971.3
  厚狭機関区 〔山陽本線〕
D51
  D51 8牽引の石灰貨物列車

  D51 8は,
  1936年/昭和11年に
  川崎車輛で製造されました。
  鳥栖,吉松機関区を経て,
  1970年/昭和45年,
  厚狭機関区に配属しました。

  1971.3
  厚狭-湯ノ峠 〔美祢線〕
D51 8
  厚狭機関区のD51 8

  D51 8は,
  1973年/昭和48年5月,
  厚狭機関区で
  廃車になりました。
  翌月,6月には,
  尼崎市大物公園に
  静態保存されました。

  1971.3
  厚狭機関区 〔山陽本線〕
D51 8
  厚狭機関区のD51 8

  D51のうち,
  初期に製造された95輌は,
  ボイラ上に
  長いドームが設けられ,
  その特徴ある形状から,
  ナメクジと呼ばれています。

  D51 8も,
  ナメクジの仲間です。

  1971.3
  厚狭機関区 〔山陽本線〕
D51 8