Last Update 2014.9.1
       
 ◆特急寝台“彗星”増発・記念入場券  1972年/昭和47年3月15日・大分駅発行

  1972年/昭和47年3月,山陽新幹線・岡山開業のダイヤ改正で,
  新大阪-岡山間の列車が大幅に削減され,新幹線との接続列車になる岡山以西の列車が増発されました。
  このとき,新大阪と大分を結ぶ寝台特急“彗星”が1往復増発され,2往復になりました。

  この記念入場券は,1972年/昭和47年3月,山陽新幹線・岡山開業のとき,
  新大阪と大分を結ぶ寝台特急“彗星”1往復増発を記念して発行されました。
  記念入場券にデザインの列車は583系をイメージしていますが,
  このときの増発列車は,ブルートレイン(20系客車)でした。

     下り彗星1号 新大阪1932発→大分623着→都城1116着
    ●下り彗星2号 新大阪2232発→大分923着

    ●上り彗星1号 大分1920発→新大阪612着
     上り彗星2号 都城1545発→新大阪737着

  寝台特急“彗星”は,1968年/昭和43年10月,新大阪-宮崎間のブルートレインとして誕生しました。
  1970年/昭和45年に都城延長,1972年/昭和47年に1往復増発,翌年に4往復体制になり,
  1974年/昭和49年の宮崎電化では5往復体制になりました。 このときが最盛期でした。
  1975年/昭和50年の山陽新幹線・博多開業のとき,2往復減の3往復に縮小されますが,
  1往復はブルートレイン,2往復は583系電車寝台特急になりました。
  その後,1984年/昭和59年にブルートレイン1往復に縮小され,2005年/平成17年に廃止になりました。

寝台特急 彗星         1975.3 山崎-高槻〔東海道本線〕
彗星1号(新大阪発・宮崎行 3001M)   1980.9.19 山崎〔東海道本線〕