Last Update 2015.3.1
     

  北陸新幹線・長野-金沢開業により,
  北陸本線の直江津-金沢間は第3セクター経営に移行します。

  特急“はくたか”,“北越”,“トワイライト・エクスプレス”が廃止になりますが,
  その陰で,長年,北陸本線で活躍した475系電車も定期運用から引退します。

  475系電車は,1962年/昭和37年から北陸本線に配置,
  翌年から北陸と関西・中京地区を結ぶ定期列車に運用されました。

  大阪-金沢間の“ゆのくに”“加賀”,大阪-富山・立山間の“立山”,
  名古屋-金沢間の“兼六”,米原-金沢間の“くずりゅう”などの急行列車として
  北陸本線の主力として活躍しました。

  475系による急行運用は,急行の特急格上げにより縮小し,
  1985年/昭和60年の“くずりゅう”廃止を最後に終了しました。

  その後は,赤にクリーム色ラインの北陸色に塗り替えられ,
  さらに,JR移行後に,現在のオイスターホワイトにコバルトブルーのライン塗色で
  北陸地域のローカル列車に運用されてきました。

  475形電車は,北陸本線を半世紀に亘り走りました。

                             Goodbye! 475系電車

クハ455-13+--+ クモハ475-49 回送(泊行普通列車467M)  2014.10.10  金沢 〔JR西日本 北陸本線〕
クハ455-58 富山発金沢行普通434M  2014.10.10  高岡 〔JR西日本 北陸本線〕
クモハ475-42 富山発金沢行普通434M  2014.10.10  高岡 〔JR西日本 北陸本線〕
 “立山”   1973.10.24 河瀬〔東海道本線〕
  “ゆのくに”   1975 高槻-山崎 〔東海道本線〕
 “ゆのくに”   1973 大阪 〔東海道本線〕