Last Update 2016.3.1
       
  伯備線・布原信号所 1971年/昭和46年
  1971年/昭和42年当時,伯備線の足立-新見間に,
  D51×3輌が牽引する石灰石列車(4292レ)が運転されていました。
  全国の鉄道ファンが,D51三重連を撮影するため布原に集まりました。

  第23西川橋梁を渡る3重連を撮影する絶好のポイントである
  苦の坂トンネル脇の山肌に,
  大勢の鉄道ファンが三脚を立てて3重連の通過を待ちました。

  山岳路線の伯備線では,
  多くの貨物列車がD51重連(D51+D51)で運用されていました。
  4292レは重連に回送D51が連結され,D51三重連になっていました。
  4292レは東海道山陽新幹線・岡山開業(1972/3/15)まで走りました。
 *Photo画面をクリックすると,大画面で連続写真をご覧いただけます。
  布原信号所では,
  D51三重連4292レが
  9時17分の発車を
  待っていました。

  貨4292レ
  D51+D51+D51 473

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51+D51+D51 723
  D51三重連4292レと
  交換の857D気動車列車から
  タブレット・キャリアを
  受け取った駅員が,
  先頭のD51に走り寄り
  運転士に
  タブレット・キャリアを
  手渡しました。

  貨4292レ
  D51+D51+D51 473

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51+D51+D51 723
  9時17分,
  先頭のD51から
  凄まじい汽笛が響き
  D51三重連がゆっくりと
  動き始めました。

  貨4292レ
  D51+D51+D51 473

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51+D51+D51 723
  D51三重連は,
  最大出力にして,
  轟音と共に発車しました。
  25‰の勾配を駆け登り
  第23西川橋梁を渡り,
  苦が坂トンネルに
  突入していきました。

  貨4292レ
  D51+D51+D51 473

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51+D51+D51 723
  第22回全国植樹祭
  (1971/4/21)の
  お召列車本務機である
  D51 838が西川橋梁を
  渡っていきました。

  貨782レ
  D51 838

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51 838
  D51 473+D51 665重連牽引の
  貨物列車が,
  西川橋梁に向けてダッシュ
  苦の坂トンネルに
  突入していきました。

  貨462レ
  D51 473+D51 665

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51 473+D51 665
  先頭のD51 473は,
  長野工場デフ
  (切取式除煙板)を
  装着していました。

  貨462レ
  D51 473+D51 665

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51 473+D51 665
  D51 230牽引の
  岡山行客車列車が
  布原信号所に到着しました。

  客922レ
  D51 230

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51 230
  客車列車に乗車,
  新見で下車して
  機関区を訪問,
  機関車を撮影しました。

  客922レ
  D51 230

  1971.3.9
  布原信号所 〔伯備線〕
 
D51 230