日本海縦貫線の貨物列車を牽引していた
ローズピンクのJR貨物・富山機関区 EF81が,後継機EF510の増備により
2016年3月ダイヤ改正で,定期運用から引退しました。
EF81は,1968年/昭和43年登場の交直流電気機関車で,
全電化区間を走行できることから重用され,
国鉄民営化後も,全機156輌がJR東日本,JR西日本,JR九州,JR貨物に継承されました。
その後,JR貨物が8輌を追加製造し,1990年代まで全164輌が運用されました。
しかし,寝台特急など客車列車の廃止により,JR旅客各社における用途が激減,
JR貨物でも,後継機EH500,EF510の投入により,活躍の場が狭まっていました。
48年間にわたり,EF81の独断場であった
交流50Hz,60Hz,直流区間が混在する日本海縦貫線も例外ではなく,
JR東日本からのEF510-500番台(寝台特急用電機)購入により引退が加速しました。
Goodbye! ローズピンクの日本海縦貫線 EF81
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