Last Update 2016.9.1
     

  日本海縦貫線の貨物列車を牽引していた
  ローズピンクのJR貨物・富山機関区 EF81が,後継機EF510の増備により
  2016年3月ダイヤ改正で,定期運用から引退しました。

  EF81は,1968年/昭和43年登場の交直流電気機関車で,
  全電化区間を走行できることから重用され,
  国鉄民営化後も,全機156輌がJR東日本,JR西日本,JR九州,JR貨物に継承されました。
  その後,JR貨物が8輌を追加製造し,1990年代まで全164輌が運用されました。

  しかし,寝台特急など客車列車の廃止により,JR旅客各社における用途が激減,
  JR貨物でも,後継機EH500,EF510の投入により,活躍の場が狭まっていました。

  48年間にわたり,EF81の独断場であった
  交流50Hz,60Hz,直流区間が混在する日本海縦貫線も例外ではなく,
  JR東日本からのEF510-500番台(寝台特急用電機)購入により引退が加速しました。


                   Goodbye! ローズピンクの日本海縦貫線 EF81

EF81 721(EF81 121)  2015.10.12  山科 〔JR西日本 東海道本線〕
EF81 719(EF81 119)  2014.10.9  高岡 〔JR西日本 北陸本線〕