SHONAN COLLECTION HOUSE

  
■ I M P R E S S I O N ■

   
“再会・営団3000系!”

   長野電鉄・須坂駅で,元営団(帝都高速度交通営団)・日比谷線用3000系に会いました。

   長野オリンピックを5年後に控えた1993年,営団から長野電鉄に,
   日比谷線3000系 先頭車3000形 34輌,中間車3500形 3輌の37輌(部品確保用2輌を含む39輌)が譲渡され,
   長野電鉄の主力電車として運用されてきました。

   営団3000系は,1961年/昭和36年から日比谷線用に投入されたセミステンレス車体の電車です。
   日比谷線は,営団では初めての相互乗入線区であり,東武鉄道,東京急行電鉄と性能を合せた電車でした。
   前頭部の独自形状から“クジラ”“マッコウクジラ”の愛称で親しまれましたが,
   1994年に営団の営業運転を終了しました。

   長野電鉄は,3500系の更新計画を提示していますが,しばらくは,営団3000系の活躍を楽しめそうです。

   撮影≫ 長野電鉄
       普通 長野1246発 須坂1311着 213レ
       3500系
N8編成(モハ3508-モハ3518)
       2017.11.30 須坂〔長野電鉄 長野線〕