“国鉄気動車標準塗色!”
水島臨海鉄道・倉敷市駅近くの跨線橋下から水島臨海鉄道の気動車を撮影しました。
水島臨海鉄道には,気動車12輌とディーゼル機関車4輌が在籍しています。
旅客列車には,自社発注のMRT300形のほか,
JR東日本(久留里線)からの譲渡車であるキハ37形・キハ38形・キハ30形が運用されています。
このうち,キハ30-100,キハ37-103,キハ38-104が懐かしい国鉄標準色に塗色されています。
国鉄の一般形気動車の標準塗色として,1959年にクリーム色と朱色が採用され,
この塗色の気動車を全国で見ることができました。
1976年から合理化により,気動車の塗色が朱色一色に変更になりクリーム色と朱色の塗色は減少,
さらに,JR移行により,特定地域に運用される気動車は独自塗色になり,
クリーム色と朱色の塗色は消滅しました。
最近,国鉄型車輌が減少する中,リバイバルカラーとして国鉄塗色が復元されることが多く,
水島臨海鉄道でも,国鉄標準塗色の車輌が出現しています。
国鉄標準塗色のキハ37-103+キハ38-104の2輌編成がやって来ました。
1983年登場のキハ37形・38形がりクリーム色と朱色の国鉄標準塗色になったことはありませんが,
懐かしい国鉄の雰囲気を感じました。
倉敷市900発・三菱自工前行列車として折り返し発車していきました。
撮影≫ 水島臨海鉄道 普通 16レ 三菱自工前823発・倉敷市855着
キハ37形・38形(キハ37-103+キハ38-104)
2018.1.18 倉敷市-球場前〔水島臨海鉄道 水島本線〕
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