“元祖遠鉄 赤電 展示中”
遠州鉄道は,静岡県の新浜松と西鹿島を結ぶ17.8kmの地方鉄道です。
運転されている電車は,1958〜1980年に製造の30形と,1983年以降に製造の1000形,2000形です。
大手私鉄の電車を譲り受ける地方私鉄が多いなか,遠州鉄道は自社発注のオリジナル車輌だけを運用しています。
写真の30形電車は,30輌が製造されましたが,現在はそのうちの8輌が平日の朝ラッシュ時に運転されています。
30形電車の特徴は,大きな2枚窓の湘南型の先頭部です。
昭和の私鉄電車の雰囲気が,いっぱいです。
遠州鉄道の車庫は,終点の西鹿島にありますが,車庫が狭いため,
朝のラッシュが終わると30形電車 2輌・1編成が,新浜松駅の2番線に留置されます。
2番線に留置の30形は,元祖遠鉄“赤電”として,展示されているように見えます。
撮影≫ モハ27+クハ89編成・30形・新浜松駅留置
2012.7.29 新浜松 〔遠州鉄道・西鹿島線〕
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