1983年/昭和58年11月2-4日,
海王丸,ポーランドのDAR MLODZIEZY(ダル・ムウォジェジ),日本丸が
大さん橋に来航し,帆船3隻が勢ぞろいしました。
4日には,ダル・ムウォジェジ,日本丸が総帆展帆(セールドリル)しました。
海王丸は,1930年/昭和5年に第1船の日本丸に続き,第2船として進水しました。
2隻は,文部省公開練習所の所管となり,練習航海に従事しました。
戦時中は帆装を外して石炭の輸送,戦後は復員船として引揚者の輸送を経て,
1955年/昭和30年,帆装を取付け元の姿に戻り,
翌1956年に,ロサンゼルスに向け戦後初の遠洋航海を行いました。
以降も,多くの遠洋航海を行いましたが,
老朽化のため1974年以降は遠洋航海の規模を縮小していました。
1989年/平成元年に退役,
退役後は,富山新港に係留され,1990年から一般公開を開始しています。
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