Last Update 2024.3.1
     

  TOMIX・NゲージのC55 3次形 北海道仕様モデルです。
  3次形はC55最終形であり,1937年製造の22輌
(41-62号)が相当します。
  モデルは密閉式運転室,副灯,北海道形除煙板(デフレクタ)など寒地仕様として
  宗谷本線に配置当時の姿を再現しています。

  C55は1935-37年/昭和10-12年に62輌が製造,四国を除く全国に配置,
  最期は北海道・九州に運用されました。
  北海道では宗谷本線を最期に1974年,九州では1975年3月に引退しました。

  車輪配置は2C1
(2軸先輪+3軸動輪+1軸従輪): パシフィック式であり
  水かき付きスポーク動輪が魅力の蒸気機関車でした。
  後継のC57はボックス動輪が採用されました。

C55  3次形・北海道仕様 全景
C55  3次形・北海道仕様 側面
C55  3次形・北海道仕様 側面
C55  3次形・水かき付きスポーク動輪と北海道仕様の特徴である密閉式運転台
C55  3次形・北海道仕様 上面
先頭部 密閉式運転室
炭水車後部 先頭部
密閉式運転室 先頭部
C55  3次形・北海道仕様 側面
C55  3次形・北海道仕様 前面
C55  3次形・北海道仕様 側面
C55  3次形・北海道仕様 側面
宗谷本線の普通客車列車を牽引するC55 50   1977.8.14 南稚内-抜海〔宗谷本線〕
水かき付きスポーク動輪が美しいC55 52   1972.10.12 鹿児島〔鹿児島本線〕