Last Update 2025.9.1
     
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個性豊かな15輌の気動車/TH2100形
天竜浜名湖鉄道    天竜二俣駅    運転区/転車台見学ツアー
掛川行普通 TH2100形(2111)  2025.5.29 天竜二俣

  天竜浜名湖鉄道の気動車は,個性豊かなデザイン塗色のTH2100形です。
  天竜浜名湖鉄道は,開業当時(1986年)に導入した小型レールバスTH1形を
  2001年からTH2100形に置換えました。

  2001年にTH2000形・3輌,2002-05年にTH2100形・11輌,
  2002年に団体用TH9200形・1輌を製造しました。
  TH2000形は2004年度にTH2100形に改造・形式変更されました。
  現在,TH2100形・14輌とTH9200形・1輌の計15輌が運用されています。
  TH9200形は宝くじの助成を受けたことから
  形式番号に「くじ」→「92」を採用しています。

  15輌のうち4輌は同社標準塗色ですが,10輌は個別塗色です。

標準塗色のTH2100形(2104・2108)  2025.5.29 天竜二俣
天竜二俣行普通/TH2100形(2103)・新所原行普通/TH2100形(2114)  2025.5.29 天竜二俣
ぶんぶん号 TH2100形(2110)  2025.5.29 天竜二俣

  TH2100形は登場から20-25年を経過しており
  2025年度から新型車への置換え(1輌/年)が計画されています。

  天竜二俣駅構内と運転区にはTH2100形・9200形が発着・留置しており
  数時間の天竜二俣滞在中に,15輌中13輌の現役車輌を撮影できました。

TH2100形/2101-14  TH9200形/9200
TH2101 TH2102
TH2103 TH2104
TH2105 TH2106
TH2107
TH2109

未収録
TH2108
TH2110 TH2111
TH2112 TH2113
TH2114 TH9200
TH3000形/3501

  駅構内の側線にTH3000形/3501が留置されていました。

  開業当初,輸送力の小さいレールバスで運行していたため
  大型車の導入が必要になり
  1995年にTH3000形/3501-02を製造,快速列車に優先運用しました。

  3501はトロッコ列車牽引車に改造・運用されたあと
  2015年から「スローライフトレイン」として運行されました。
  3502は2010年に廃車,3501は2021年5月に運転を終了しました。