Last Update 2013.3.1
      
    地鉄(富山地方鉄道)電車
撮影 1985.8.29  電鉄富山 〔富山地方鉄道〕
     当時の富山地鉄には,旧型電車が多く活躍していました。
     現在は,京阪3000系電車や西武5000系電車が活躍しています。
     定年を迎える運転士を描いた映画 “RAILWAYS”の舞台にもなりました。
 *Photo画面をクリックすると,大画面でご覧いただけます。
  電鉄富山到着の普通列車

  富山地方鉄道創立50周年にあたる
  1979年/昭和54年に,
  同社初の冷房車として
  14760形2輌編成・3本・6輌が登場しました。
  翌1980年/昭和55年,14760形電車は,
  鉄道友の会からローレル賞を受賞しました。

  14760形  14761

  撮影 1985.8.29
      電鉄富山〔富山地方鉄道〕
  出発を待つ立山行き普通列車

  富山地方鉄道の車輌形式番号は,
  電動車(モハ)の場合,5桁のうち上3桁を,
  電動機出力(PS馬力)で表示し,
  下2桁を形式番号を表示します。
  電動機のない制御車(クハ),付随車(サハ)は,
  形式番号のみの2桁表示になっています。

  14710形  14712

  撮影 1985.8.29
      電鉄富山〔富山地方鉄道〕
  出発を待つ岩峅寺行き普通列車

  1950年代の名古屋鉄道の主力電車である
  名鉄3800系電車を1967年/昭和42年に
  富山地方鉄道が借入れました。
  1969年/昭和44年までに14輌が移籍し,
  14710形として活躍しました。


  14710形  11

  撮影 1985.8.29
      電鉄富山〔富山地方鉄道〕
  宇奈月温泉行き特急列車


  14760形  14772

  撮影 1985.8.30
      寺田〔富山地方鉄道〕
  電鉄富山行き普通列車

  14710形電車は,青車体に白帯の塗色で,
  主に立山線特急に使用されました。
  1981年/昭和56年から車体が更新され,
  前面が非貫通になり,
  1985年/昭和60年から特急色に変更され
  活躍しました。
  1993年/平成5年までに全車廃車になりました。


  14710形  14715

  撮影 1985.8.30
      寺田〔富山地方鉄道〕
  寺田駅を発車する電鉄富山行き普通列車

  14750形電車は,
  1948年/昭和23年製造の両運転台の電車です。
  戦後製造の車齢40年級の古典車でありながら,
  数少ない両運転台車としての機動性を活かし,
  継続して運用されました。
  平成に入ってからも,
  立山線の特急に用いられることもありましたが,
  1994年/平成6年までに全車廃車されました。


  14750形  14751

  撮影 1985.8.30
      寺田〔富山地方鉄道〕
  寺田駅に停車する電鉄富山行き普通列車


  14710形  14716

  撮影 1985.8.30
      寺田〔富山地方鉄道〕
  立山行きアルペン特急

  普通列車・急行列車のほか,
  電鉄富山 - 宇奈月温泉に特急“うなづき”,
  宇奈月温泉 - 寺田 - 立山に
  “アルペン特急”が運転されています。


  14760形  175

  撮影 1985.8.30
      寺田〔富山地方鉄道〕