Last Update 2015.6.1
     
 1975年/昭和50年,神奈川を走る小田急電鉄,相模鉄道,京浜急行電鉄の
 車輛を撮影しました。

 
相模鉄道では,翌年(1976年/昭和51年)の
 
いずみ野線・二俣川-いずみ野の開業準備が進行していました。

 小田急電鉄,京浜急行電鉄の車体カラーは変わりませんが,
 相模鉄道は車体塗色を淡い緑を基調にした配色に変更中でした。
 その後,この車体カラーは,さらに変更されています。

 40年を経過した現在,当時の各私鉄の主力車輌であった
 小田急5000形,相鉄6000系,京急1000形などは,全て引退しました。
小田急2600形  2858   1975  海老名〔小田急電鉄 小田原線〕 
*Photo画面をクリックすると,大画面でご覧いただけます。
  小田急 2400形

  2400形は,
  1959年から1989年まで
  運転されていました。
  4輌編成×29本の
  116輌が製造されました。

  1975
  海老名
 〔小田急電鉄 小田原線〕
小田急 2400形
  小田急2300形 2325

  2300形は1955年に
  特急用車輌として
  4輌が製造されましたが,
  1959年に,
  新型特急車3000形の
  登場により
  格下げられました。
  1982年に廃車,
  富士急行に譲渡され
  1995年に引退しました。

  1975
  海老名
 〔小田急電鉄 小田原線〕
小田急2300形 2325
  小田急1800形 1858

  1800形は
  1946年から1981年まで
  運用されました。
  戦後の車輌不足を補うため
  国鉄向けに製造の63形を
  私鉄に割当てた車輛です。

  1975
  海老名
 〔小田急電鉄 小田原線〕
小田急1800形 1858
  小田急9000形 9702

  9000形は,
  1972年から2006年まで
  運用されました。
  営団・千代田線との
  相互乗り入れのために
  導入されました。

  1975
  海老名
 〔小田急電鉄 小田原線〕
小田急9000形 9702
  小田急3100形

  3100形は,
  1963年から2000年まで
  運用された
  特急車(ロマンスカー)
  NSEです。
  前面に展望席を設け,
  11輌連接の固定編成の
  独特構造の車輌でした。

  1975
  海老名
 〔小田急電鉄 小田原線〕
小田急3100形
  小田急3100形

  NSE3100形は,
  7編成が製造されました。
  当初は新宿-小田原間を
  62分で結びましたが,
  1972年のダイヤ改正では
  69分にダウンしました。

  1975
  海老名
 〔小田急電鉄 小田原線〕
小田急3100形
  小田急3100形

  EXEが投入された
  1996年から3100形の
  廃車が開始されました。
  1999年に定期運用から
  引退しました。
  第7編成の6輌が
  喜多見検車区に
  静態保存されています。

  1975
  小田原-箱根板橋
 〔箱根登山鉄道 鉄道線〕
小田急3100形
  小田急 電気機関車
  ED1041

  1951年に製造された
  小田急で最大出力の
  電気機関車です。
  1996年,
  廃車になりました。

  1975
  海老名
 〔小田急電鉄 小田原線〕
ED1041
  相鉄6000系 6524

  旧塗色の旧6000系。
  6000系は,
  1961年から製造車輌と
  1970年から製造車輌に
  区分され,
  旧6000系,新6000系と
  呼ばれています。

  1975
  海老名
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道6000系 6524
  相鉄6000系 6508

  相鉄電車の車体塗色は,
  紺色と灰色に赤帯でしたが,
  1973年/昭和48年から
  淡緑色系の塗色に
  変更されました。
  撮影当時は,
  新旧の塗色の電車を
  見ることができました。

  1975
  海老名
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道6000系 6508
  相鉄6000系 6008

  旧塗色の旧6000系。
  旧6000系は,
  1961年/昭和36年から
  1970年/昭和45年まで
  120輌が製造されました。

  1975
  かしわ台
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道6000系 6008
  相鉄6000系 6004

  新塗色の旧6000系。

  1975
  海老名
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道6000系 6004
  相鉄6000系 6001

  新塗色の旧6000系。
  いずみの線の開業準備で
  試運転していました。
  二俣川-いずみ野間の
  開業は,
  1976年/昭和51年4月。

  1975
  いずみ野線
 〔相模鉄道 いずみ野線〕
相模鉄道6000系 6001
  相鉄6000系 6009

  新塗色の旧6000系。

  1975
  かしわ台
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道6000系 6009
  相鉄6000系 6718

  旧塗色の新6000系。
  新6000形は,
  1975年/昭和45年から
  1974年/昭和49年までに
  70輌が製造されました。

  1975
  いずみ野
 〔相模鉄道 いずみ野線〕
相模鉄道6000系 6718
  相鉄6000系 6527

  新塗色の新6000系。
  新6000系は,
  車体下部を絞り
  車体幅が広くなり
  前面デザインも
  一新されました。

  1975
  海老名
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道6000系 6527
  相鉄6000系 6701

  新塗色の新6000系。
  6000系は,
  2003年/平成15年に
  全車が引退しました。

  1975
  海老名
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道6000系 6701
  相鉄2100系 2608

  2100系は,
  1970年/昭和45年から
  1974年/昭和49年に
  2000系電車の機器と
  アルミ製車体を組合せて
  30輌が製造されました。

  1975
  海老名
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道2100系 2608
   相鉄2000系 2511

  2511は旧国電クハ16の
  車体更新車でした。
  荷物電車に
  改造されましたが,
  1977年/昭和52年に
  荷物扱いが廃止になり
  日立電鉄に
  譲渡されました。

  1975
  かしわ台
 〔相模鉄道 本線〕
相模鉄道2000系 2511
  京急600形 613

  613号車は,
  1957年/昭和32年製造車。
  赤い車体に白帯の塗色が
  初めて採用された。

  1975
  横浜
 〔京浜急行電鉄 本線〕
京浜急行600形 613
  京急1000形

  1000形は,
  1959年/昭和34年から
  1978年/昭和53年までに
  356輌が製造された
  京浜急行を代表する
  電車でした。

  1975
  横浜
 〔京浜急行電鉄 本線〕
京浜急行1000形 
  京急1000形 1190

  2010年/平成22年に
  引退しました。

  1975
  横浜
 〔京浜急行電鉄 本線〕
京浜急行1000形 1190
  京急1000形 1251,1125

  1000形は,
  製造期間が長期のため
  製造年により
  仕様が異なります。
  1964〜1966年に製造の
  1251号車は,
  行先・種別の表示窓が
  独立して
  設けられています。

  1975
  平和島
 〔京浜急行電鉄 本線〕
京浜急行1000形 1251 1125