Last Update 2015.9.1
       
 1990年/平成2年,大阪を走る阪神電鉄,阪急電鉄,南海電鉄の
 車輛を撮影しました。
 25年を経過した現在,撮影した電車の多くはリニューアル工事がなされ,
 運用されています。

 阪神電鉄では,赤胴車である7000系が引退,
 5000系がそろそろ引退の時期を迎えています。
 西大阪線は,難波に延伸したことにより阪神なんば線に改称し
 近鉄線と相互乗り入れにより大きく変貌しています。

 阪急電鉄は,リニューアル工事により,
 当時のほとんどの電車が現在も運用されています。

 南海電鉄は,南海本線7000系が2015年度に引退の予定になっています。
阪神5151形 5152   1990.9.8 大物 〔阪神電鉄 西大阪線〕 
*Photo画面をクリックすると,大画面でご覧いただけます。
  阪神5001形 5008

  5001形(2代)は,
  各駅停車用通勤電車
  ジェットカーの主力として
  1977年から1981年まで
  32輌が製造されました。
  青とクリームの塗色から
  青胴車と呼ばれました。

  1990.9.8
  大物
 〔阪神電鉄 本線〕
阪神5001形 5008
  阪神5001形 5013

  5001形は,
  リニューアルされ
  現在も在籍してますが,
  初期車の車齢が
  38年に達することから
  2015年度より
  5700系に置換える
  計画になっています。

  1990.9.8
  大物
 〔阪神電鉄 本線〕
阪神5001形 5013
  阪神5061形 5268

  5061形は
  1967-68年の1500V昇圧時に
  製造された
  ジェットカーです。

  5268の編成は,
  阪神大震災で大破して
  廃車になりました。

  1990.9.8
  大物
 〔阪神電鉄 本線〕
阪神5061形 5268
  阪神7001形 7005

  7001形は,
  1970-73年製造の
  優等列車用通勤電車です。
  朱とクリームの塗色から
  赤胴車と呼ばれました。
  2011年に全車が運用を
  離脱しました。

  1990.9.8
  大物
 〔阪神電鉄 本線〕
阪神7001形 7005
  阪神7101形・5001形

  新淀川橋梁を渡る
  赤胴車7101形と
  青胴車5001形。
  鉄橋は,
  全長778mのトラス橋です。

  1990.9.8
  姫島-淀川
 〔阪神電鉄 本線〕
阪神7101形 7115・5001形 5005
  阪神8000系 8224

  8000系は
  1984-95年製造の
  優等列車用通勤電車。
  129輌が製造され,
  優等列車の主力です。

  8224は,
  1986-1990年製造の
  タイプVのグループ。

  8224は,
  阪神大震災で大破して
  廃車になりました。

  1990.9.8
  大物
 〔阪神電鉄 本線〕
阪神8000系(タイプV) 8224
  阪急3300系 3330

  3300系は,
  1967年から製造の
  京都・千里山線仕様の
  通勤電車です。
  現在もリニューアルして
  運用されています。

  1990.9.8
  阪急梅田
 〔阪急電鉄 京都線〕
阪急3300系 3330
  阪急5300系 5323

  5300系は,1972年登場の
  京都線専用車です。
  現在もリニューアルして
  運用されています。

  1990.9.8
  阪急梅田
 〔阪急電鉄 京都線〕
阪急5300系 5323
  阪急6300系 6524

  6300系は,
  1975-78年に
  京都線特急専用車として
  8輌編成8本64輌が
  製造されました。
  1975年から2010年まで,
  京都線特急運用に
  就いていました。

  1990.9.8
  阪急梅田
 〔阪急電鉄 京都線〕
阪急6300系 6355
  阪急7000系 7008

  7000系は,
  1980-88年に
  210輌が製造されました。
  神戸線,宝塚線に
  運用されています。

  1990.9.8
  阪急梅田
 〔阪急電鉄 宝塚線〕
阪急7000系 7008
  南海22000系

  22000系は,高野線の
  山岳区間直通用として
  1969年から製造。
  ズームカーと
  呼ばれました。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 高野線〕
南海22000系
  南海22000系

  南海22000系は,
  1994年頃から
  高野線山岳区間直通運用を
  2000系に譲りました。
  一部は廃車,残りは,
  2200系,2230系,
  2270系に改造,
  支線運用されています。

  1990.9.8
  今宮戎-新今宮
 〔南海電鉄 高野線〕
南海22000系
   南海6000系 6001

  6000系は,
  1962年/昭和37年から
  日本初の
  オールステンレス車輌
  として72輌が製造。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 高野線〕
南海6000系 6001
   南海6000系

  車齢50年を超える
  6000系全車72輌は,
  2015年現在も
  在籍しています。
  片開き扉が健在です。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 高野線〕
南海6000系
  南海6000系

  6000系の後続車輌として,
  1970年/昭和45年から
  両開き扉の6100系が登場。
  その後の改造工事により
  6300系に改称。
  76輌全車が在籍。

  1990.9.8
  今宮戎-新今宮
 〔南海電鉄 高野線〕
南海6000系
  南海8200系

  8200系は,
  1982年/昭和57年,
  高野線に投入された
  オールステンレス車です。
  6輌編成3本・18輌が
  製造されました。

  1990.9.8
  今宮戎-新今宮
 〔南海電鉄 高野線〕
南海8200系
  大阪府都市開発100系 109

  泉北高速鉄道線開業のため
  1970年から1970-73年に
  南海6100系を基本として
  30輌が製造。
  2000年に
  全廃になりました。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 高野線〕
大阪府都市開発(現 泉北高速鉄道)100系 109
  南海7000系

  1963年/昭和38年から
  南海本線に投入された
  片開き扉の電車です。
  2007年から廃車が開始,
  2015年9月の引退が
  予定されています。

  1990.9.8
  今宮戎-新今宮
 〔南海電鉄 南海線〕
南海7000系
  南海7100系

  7000系の後継車として
  1969年/昭和44年から
  製造された両開き扉車。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 南海線〕
南海7100系
  南海7100系 7137

  7100系は152輌が製造され,
  南海の電車では,
  車輌数が最多のグループ。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 南海線〕
南海7100系 7137
  南海9000系 9501

  9000系は,
  1985年/昭和60年から
  南海本線に投入された
  初めての
  オールステンレス車です。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 南海線〕
南海9000系 9501
  南海9000系 9502

  9000系は,
  高野線の8200系を基本に
  32輌が製造されました。

  1990.9.8
  今宮戎-新今宮
 〔南海電鉄 南海線〕
南海9000系 9502
  南海9000系

  当時,高野線8200系が
  無塗装であったことから,
  誤乗車を回避するため,
  南海本線9000系は,
  グリーンの帯を巻いて
  運用されました。

  1990.9.8
  新今宮
 〔南海電鉄 南海線〕
南海9000系 9509
  南海10000系 10901

  1985年/昭和60年に
  南海本線の特急サザンの
  運転開始に合わせて
  登場した
  特急専用電車です。
  7000系・7100系と
  併結運転されています。

  1990.9.8
  今宮戎-新今宮
 〔南海電鉄 南海線〕
南海10000系 10901