Last Update 2016.12.1
     


  関水金属 KATO・Nゲージの蒸気機関車,国鉄C62,米国UNION PACIFIC FEF3です。

  最近発売されたモデルであり,細部まで精密に作り込まれています。
  C62の縮尺は1/150,UP FEF3は1/160です。

  実物のC62の総重量は145t,FEF3は220tです。
  モデルを比べても,FEF3の巨大さが判ります。


  C62は東海道本線,山陽本線など主要幹線の優等列車牽引に活躍した
  日本を代表する旅客用蒸気機関車です。
  1948年から貨物用機関車D52を改造して,49輌のC62が登場しました。

  このモデルは,北海道型,東海道型に続き,発売された山陽型(呉線)です。
  KATOは,30年以上前からC62のモデルを発売しており,
  改良が重ねられた現在の水準は,十分に満足できます。


  米国西部のUNION PACIFIC鉄道は,
  ロッキー山脈を越える大陸横断ルートのため大型機関車FEF型を保有していました。
  FEF型は,車輪配置4-8-4(Four Eight Four)に由来しており,
  旅客用機関車として1937〜44年に45輌が製造されました。
  FEF1,FEF2,FEF3の3形式があり,
  FEF3は,1944年に10輌製造されたUP最後の旅客用蒸気機関車でした。
  戦後は重油燃焼式に改造され,844号機が,現在も動態保存されています。

  FEF3のダイナミックさに魅かれ,衝動買いをしてしまいました。
  眺めるだけでも,満足するモデルの一つです。


国鉄 C62
UP FEF3