Last Update 2018.6.1
       
 ◆京浜急行電鉄 12両編成運転開始記念乗車券  1974年/昭和49年12月2日発行

  1974年/昭和49年12月2日,京浜急行電鉄 12両編成運転開始記念乗車券です。

  昭和40年代,京浜急行電鉄は通勤客の増加に対応して編成輌数を増やしました。
  都営地下鉄乗入列車は6両編成でしたが,1970年/昭和45年から優等列車の10両編成運転を実施しました。
  ただし,品川駅のホーム有効長が8両編成であったため,
  堀ノ内駅などで2両を増結し,横浜駅で増結車の乗客を降ろし,神奈川新町駅で増結車を開放していました。

  その後,金沢文庫駅,上大岡駅,横浜駅の改良工事を完成させ,
  1974年12月2日,朝のラッシュ時の品川行特急4本について金沢文庫-横浜間で12両編成運転を開始しました。

  品川への12両編成運転は,品川駅,京浜川崎駅の改良工事が完成した1981年/昭和56年に
  横浜以南の停車駅が特急と同じ,横浜以北は京急川崎と品川に停車する“通勤快特”として実現しました。