Last Update 2018.3.1
       
 ◆東京都交通局 地下鉄6号線(志村-巣鴨)開通記念乗車券  1968年/昭和43年12月27日発行

  1968年/昭和43年12月27日,東京都交通局 地下鉄6号線(三田線:志村-巣鴨)開通記念乗車券です。

  都営三田線は,開業当初に都営6号線と称されました。
  6号線(三田線)は,1965年/昭和40年に工事を開始,1968年/昭和43年に志村(現 高島平)-巣鴨間が開業しました。
  1969年に志村駅を高島平駅に改称。
  1972年に日比谷-巣鴨が開業,1973年に三田-日比谷が開業,1976年に西高島平-高島平が開業,
  2000年の三田-目黒の開業により,6号線(三田線)26.5kmが全線開通しました。

  目黒で東京急行電鉄・目黒線と接続し,相互乗入をしています。
  このため,三田線の軌間は,東急・目黒線と同じ1067mmになっています。

  記念乗車券に描かれている電車は,1968年の志村-巣鴨開業時に登場した都営6000形です。
  登場時の塗色は,ステンレス車体に,当時のランイカラーの赤帯が巻かれていました。
  その後,ラインカラーが緑に変更になり,車体の帯も緑になりました。
  6000形は東急・目黒線,営団・南北線との相互乗入の開始に先立ち,1999年に引退しました。
  引退した6000形の一部は,熊本電鉄,秩父鉄道,インドネシアに譲渡されました。