JR東日本が,1991〜2005年に発売した磁気式プリペイド乗車カード “イオカード”です。
イオカードは,オレンジカードと同様に,
自動券売機での乗車券類の購入,自動精算機での乗り越し精算ができるのに加えて,
カードを自動改札機に直接通すことで運賃が自動精算,そのまま通過できました。
直接入って(in),直接出る(out)できるカードから,“io-card”と名付けられました。
1000円,3000円,5000円券が販売されました。
1991年に,山手線内の一部の駅の相互間で使用を開始し,
順次エリアを拡大し,最終的に東京近郊区間の自動改札機設置駅で使用できました。
イオカードは偽造の危険性とSuicaの利用可能地域の拡大による普及に伴う需要の減少から
2006年に発売を終了しました。
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