Last Update 2020.12.1
    

  スルッとKANSAI Kカードは,
  1999年/平成11年に京阪電鉄が発売した磁気式プリペイドカードです。
  スルッとKANSAIに参加の鉄道会社の自動券売機と自動改札機に利用できました。

  京阪電鉄は,1989年/平成元年に自動券売機に利用できるKカードを発売しましたが,
  1998年/平成10年にKカードの発売を停止,
  1999年にスルッとKANSAIに加盟し,スルッとKANSAI Kカードを発売しました。

  2016年7月,スルッとKANSAIの発売終了と自動改札機での共通利用の終了が発表され,
  京阪電鉄は,2017年3月にスルッとKANSAI Kカードの販売を終了,
  2018年1月に自動改札機の利用を終了しました。

  スルッとKANSAIは,
  近畿圏を中心とする西日本の公共交通のストアードフェアシステムのネットワークでした。
  1992年に運用開始の阪急電鉄のラガールカードを用いたストアードフェアシステムに
  1994年に能勢電鉄のバストラルカードが参加,
  1996年に阪神電鉄,大阪市交通局,北大阪急行電鉄に対応を拡張して
  スルッとKANSAIの運用を開始,その後に多くの鉄道会社が参加しました。