スルッとKANSAI Kカードは,
1999年/平成11年に京阪電鉄が発売した磁気式プリペイドカードです。
スルッとKANSAIに参加の鉄道会社の自動券売機と自動改札機に利用できました。
京阪電鉄は,1989年/平成元年に自動券売機に利用できるKカードを発売しましたが,
1998年/平成10年にKカードの発売を停止,
1999年にスルッとKANSAIに加盟し,スルッとKANSAI Kカードを発売しました。
2016年7月,スルッとKANSAIの発売終了と自動改札機での共通利用の終了が発表され,
京阪電鉄は,2017年3月にスルッとKANSAI Kカードの販売を終了,
2018年1月に自動改札機の利用を終了しました。
スルッとKANSAIは,
近畿圏を中心とする西日本の公共交通のストアードフェアシステムのネットワークでした。
1992年に運用開始の阪急電鉄のラガールカードを用いたストアードフェアシステムに
1994年に能勢電鉄のバストラルカードが参加,
1996年に阪神電鉄,大阪市交通局,北大阪急行電鉄に対応を拡張して
スルッとKANSAIの運用を開始,その後に多くの鉄道会社が参加しました。
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