Last Update 2025.12.1
       
 ◆国鉄/東海道新幹線支社 2億人乗車記念券  1969年/昭和44年3月1日発行

  1969年/昭和44年3月1日発行の国鉄/東海道新幹線・2億人乗車記念券です。

  東海道新幹線は,1964年/昭和39年10月1日に開業しました。
  開業当時は,1-1ダイヤ(1時間にひかり1本・こだま1本運行)・0系12輌編成・最高速度200km/h,
  東京-新大阪間を ひかり4時間・こだま5時間で運行されました。

  翌年11月1日に2-2ダイヤ,東京-新大阪間を ひかり3時間10分・こだま4時間にスピードアップされました。
  1967年には3-3ダイヤに増発され,ひかり・こだまは20分間隔・毎時6本の運転になりました。
  さらに,翌年に大阪万国博覧会を控えた1969年10月1日に,多客期にこだまを増発する3-3(変則3-6)ダイヤになり
  12月8日からは ひかり16輌編成の運転が始まりました。

  開業から輸送力を増強した結果,
  開業1016日目の1967年/昭和42年7月13日に1億人乗車,
  開業1613日目の1969年/昭和44年3月1日に2億人乗車を達成しました。
  3億人乗車達成は,大阪万国博覧会開催中の開業2101日目の1970年/昭和45年7月2日でした。
  4億人乗車は1971年/昭和46年9月7日,5億人乗車は1972年/昭和47年9月23日になり
  東海道新幹線の乗客数は,年間約1億人を超えていきました。

  東海道新幹線は開業以来68億人(2023年現在)を輸送,2023年の年間乗客数は1億6000万人でした。