Last Update 2006.9.1
       
   ひばりの時代
  “ひばり”は,1961年/昭和36年10月に,上野−仙台間の不定期特急として誕生しました。
  このとき,“ひばり”はディーゼル特急80系で運転されました。

  1965年/昭和40年10月に,“ひばり”は電車特急485系2往復の運転になりました。
  1967年/昭和42年10月から約6年間,“ひばり”1往復が東京始発になったことがありました。

  山陽新幹線博多開業の1975年/昭和50年3月改正では,
  山陽特急に活躍した485系特急電車が東北に配転し,東北本線の電車特急の最盛期を迎えました。
  “ひばり”は13往復の運転になりました。

  1982年/昭和57年6月の東北新幹線大宮開業では,
  盛岡特急“やまびこ”が全廃になりましたが,仙台特急“ひばり”は8往復の縮減に止まりました。
  しかし,1982年/昭和57年11月の上越新幹線大宮開業のダイヤ改正で,
  “ひばり”は全廃になり,21年間の歴史を閉じました。  
*Photo画面をクリックすると,大画面でご覧いただけます。

  1961年/昭和36年に
  上野−仙台間の
  不定期特急として誕生した
  “ひばり”は,
  高度経済成長期に
  増発が続き
  1時間ヘッドの運転になり
  1978年/昭和53年改正の
  15往復をピークにして,
  1980年/昭和55年改正の
  14往復体制が続きました。


  上野駅の485系“ひばり”


  撮影
  1982.2.11
  上野駅
  
  上野を毎時00分発車,13分到着の
  “ひばり”を
  上野駅で見ることは
  珍しくありませんでした。


  上野駅で発車を待つ“ひばり11号”

  撮影
  1982.4.24
  上野駅



  上野駅を同時発車する
   “ひばり”と“ひたち”

  撮影
  1982.8.22
  上野駅
  “ひばり”も“ひたち”も,
  毎時00分のきっかり発車。

  上野を同時発車した
  ボンネットスタイル485系の
  “ひばり19号”と“ひたち13号”が
  日暮里を通過。


  日暮里を通過する“ひばり19号”

  撮影
  1982.2.12
  上野−日暮里
  1978年/昭和53年から
  電車特急のヘッドマークは,
  イラスト入りになりましたが,
  列車の運用の都合などから
  文字ヘッドマークの列車も
  ありました。



  上野に向かう“ひばり12号”

  撮影
  1982.2.12
  上野−日暮里
  1961年/昭和36年に誕生したとき
  上野-仙台を4時間53分で結びました。
  
  “ひばり”最後期は,
  上野-仙台を4時間15分で結びました。
  東北新幹線大宮開業時は,
  大宮−仙台を“やまびこ”が1時間59分
  “あおば”が2時間17分で結びました。

  仙台へ向かう“ひばり11号”


  撮影
  1982.2.11
  尾久−赤羽