Last Update 2007.6.1
       
岡山電気軌道“KURO”   “MOMO”   東武日光軌道線復元号   岡電の広告電車
“岡電の車輌”
岡山電気軌道には,11形式 22輌が在籍しています。

形式数は,多くありますが,車体の特徴から

旧型車3000形,軽快車7000〜7900形,超低床車9200形に区分されます。
岡電のMOMOを除いた電車は,
岡電の元社長 石津氏が発明した
“石津式パンタグラフ”を装備しています。

通常のパンタグラフは,
ばねの力で架線に集電板を推しつけますが,
石津式は,錘の力を利用します。

このため,岡電の集電装置は,
やぐらの上にパンタグラフを載せた
独自の構造になっています。
形式 輌数 在籍車輌 記事
3000形 3輌 3005
3007
3010
1968−69年/昭和43−44年に
東武日光軌道線100形を10輌を導入。
3000形として活躍したが,冷房がないことから引退。
現在,特別塗装の3輌が残る。正面2枚窓が特徴。
7000形 2輌 7001
7002
1980年/昭和55年にアルナ工機で製造。
2000形(元・呉市電800形)の台車と機器を利用。
車体新造。岡山電気軌道初の冷房車。
7100形 2輌 7101
7102
1981年/昭和56年にアルナ工機で製造。
1000形(元・秋田市電200形)の台車と機器を利用。
車体新造。7000形と同様車体。
7200形 2輌 7201
7202
1982年/昭和57年にアルナ工機で製造。
3500形(元・大分交通別大線500形)の台車と機器を利用。
車体新造。7100形の増備車として登場。
7300形 2輌 7301
7302
1983年/昭和58年にアルナ工機で製造。
2500形(元・呉市電700形)の台車と機器を利用。
車体新造。
7400形 1輌 7401 1984年/昭和59年にアルナ工機で製造。
完全新造車。
7000形と同車体。
7500形 1輌 7501 1985年/昭和60年にアルナ工機で製造。
完全新造車。
改造車仕様の最後の車輌。
7600形 1輌 7601 1986年/昭和61年にアルナ工機で製造。
完全新造車。

側面窓の拡大,前照灯・尾灯の位置など車体仕様を変更。
7700形 1輌 7701 1987年/昭和62年にアルナ工機で製造。
2500形(元・呉市電700形)の台車と機器を利用。
車体新造。7600形に準じた車体。
7900形 5輌 7901
8101
8201
8301
8501
1989年/平成元年からアルナ工機で5輌が製造。
基本仕様は7600形と同じ。
製造年に合わせて車輌番号を付与。
1980年,1984年の製造はなし。
9200形 1編成
2輌
9201
9202
2002年/平成14年に新潟鉄工所で製造。
超低床車輌で連接構造。MOMOの愛称で活躍中。
パンタグラフは,シングルアーム。