“広幅線路”
箱根登山鉄道の強羅駅に2000系電車が発車を待っています。 駅近くの踏切から撮影しました。
箱根登山鉄道の線路幅は,新幹線と同じ1435mm(標準軌)です。
JR(元 国鉄)や小田急電鉄などの線路幅 1067mm(狭軌)に慣れた目には,標準軌はかなり広く見えます。
標準軌の線路は,箱根を上り下りする登山電車に,十分な安定と安心を提供しているように感じました。
現在,箱根登山鉄道の電車は,強羅-箱根湯本間の運用に限られていますが,
2006年/平成18年までは,小田原まで運転されていました。
このため,箱根湯本-小田原間は,線路幅の異なる箱根登山鉄道と小田急電鉄の電車が走れるように,
レールを3本敷いた3線軌条でした。(現在は,箱根登山鉄道の車庫がある入生田までが3線軌条です。)
撮影≫ 箱根湯本行き普通列車 ,2000系 2004-2003
2011.9.24 強羅〔箱根登山鉄道〕
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