Last Update 2013.12.1
       

   特急“ひばり”は,上野と仙台を結ぶ特急列車でした。
   特急“ひばり”は,1961年/昭和36年に臨時ディーゼル特急として誕生しました。
   のちに,特急“ひばり”は,483系交直両用特急型電車の運用になりました。

   交直両用特急型電車の開発は,1964年/昭和39年に関西-北陸・九州特急用(60Hz)として481系電車が登場,
   翌年1965年/昭和40年に関東-東北用(50Hz)に483系が登場しました。
   1968年/昭和43年からは,50・60Hz両用の485系が製造され,481系,483系が485系に統一されました。

   その後,特急“ひばり”には,485系,583系が運用されましたが,
   1978年/昭和53年に485系12輌編成に統一され,15往復の485系“ひばり”が運転されました。
   485系“ひばり”には,先頭車がボンネット型の0番台,前面貫通型の200番台,貫通扉が廃止された300番台,
   北海道用の耐寒耐雪型で運転台上ヘッドライト2灯の1500番台の485系電車が運用されました。
   当時,東北特急“ひばり”は新潟特急“とき”に並ぶ運転本数の特急でした。

   特急“ひばり”は,1982年/昭和57年6月の東北新幹線暫定開業のとき8往復に削減,11月の本開業で全廃になりました。

  ボンネット485系 ひばり

  ひばり9号 1009M


  撮影 1982.10.24
      蒲須坂-片岡 〔東北本線〕
  485系300番台 ひばり

  ひばり13号 1013M


  撮影 1982.10.24
      蒲須坂-片岡 〔東北本線〕
  485系1500番台 ひばり

  ひばり13号 1013M

  撮影 1982.10.24
      蒲須坂-片岡 〔東北本線〕
  485系1500番台 ひばり

  ひばり8号 1008M

  撮影 1982.10.24
      蒲須坂-片岡 〔東北本線〕
  485系300番台 文字式ヘッドマーク ひばり

  ひばり10号 1010M

  撮影 1982.10.24
      蒲須坂-片岡 〔東北本線〕