熊本電鉄の電車 | ||
6221A-6228A,6111A-6118A 2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 | ||
熊本電鉄の現有車輌はつぎの14輌と車輌入換え作業用のモハ71です。 主力は,6000系・2輌編成です。 5編成あるステンレス車体の6000系はスカート(排障器)を付け, 赤,青のラインを付け,前面窓回りを黄色にした多彩な車輌があります。 5000系(元東急電鉄5000系) 2輌 5101A,5102A 6000系(元東京都交通局6000形) 10輌 6101A-6108A,6111A-6118A,6211A-6218A, 6221A-6228A,6231A-6238A 200系(元南海22000系) 2輌 201A-202A |
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モハ71 | ||
モハ71は,広浜鉄道(現JR可部線)が1928年/昭和3年に製造した車体長さ12mの電車です。 広浜鉄道は鉄道省に買収され,モハ90005に改称されましたが, 1954年/昭和29年に熊本電鉄に譲渡され,モハ71になりました。 2009年の創業100周年記念事業で整備され,熊本電鉄のマスコットになっています。 |
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モハ71 2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 |
200系 |
南海電鉄・高野線の22000系(22003-22004)を1998年/平成10年に譲り受け, 200系・201-202になりました。 200系の車体塗色は,熊本電鉄オリジナルの濃淡青に赤ラインです。 |
201A-202A 2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 |
5000系 |
東急電鉄から1981年/昭和56年に2輌の5000系(5043,5044)を譲り受けました。 1985年/昭和60年にも,4輌の5000系(5101〜5104)を譲り受け, これらはワンマン運転に対応のため,両運転台式に改造されました。 当初は,緑色の車体に黄色とオレンジの帯を巻いて運用されましたが, その後に,熊本電鉄オリジナルカラーになりました。 2004年/平成16年,5101,5102が東急緑色に塗装変更されて現在に至っています。 |
5101A(元東急電鉄5031) 2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 |
5101A(元東急電鉄5031) 2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 |
6000系 |
東京都交通局・三田線で使用していた6000形を1995〜2001年/平成7〜13年にかけて 編成両端部の先頭車のみ5編成分を譲り受け,2両固定編成として運用されています。 当初は,番号や塗色の変更はありませんでしたが, 1999年/平成11年から一部塗色を変更して,前面下部にスカート(排障器)が設置され, 東南アジアに譲渡された車輌のような印象になっています。 6000系は熊本電鉄の主力として,藤崎宮前-御代志に運用されています。 |
6101A-6108A 2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 |
6211A-6218A 2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 |
6101A-6108A(元東京都交通局6000形) 2013.9.7 御代志〔熊本電鉄〕 |