Last Update 2013.12.1
     
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熊本電鉄の電車
6221A-6228A,6111A-6118A   2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕

  熊本電鉄の現有車輌はつぎの14輌と車輌入換え作業用のモハ71です。

  主力は,6000系・2輌編成です。
  5編成あるステンレス車体の6000系はスカート(排障器)を付け,
  赤,青のラインを付け,前面窓回りを黄色にした多彩な車輌があります。

    5000系(元東急電鉄5000系)   2輌  5101A,5102A
    6000系(元東京都交通局6000形) 10輌  6101A-6108A,6111A-6118A,6211A-6218A,
                         6221A-6228A,6231A-6238A
    200系(元南海22000系)     2輌  201A-202A


モハ71

  モハ71は,広浜鉄道(現JR可部線)が1928年/昭和3年に製造した車体長さ12mの電車です。
  広浜鉄道は鉄道省に買収され,モハ90005に改称されましたが,
  1954年/昭和29年に熊本電鉄に譲渡され,モハ71になりました。
  2009年の創業100周年記念事業で整備され,熊本電鉄のマスコットになっています。
モハ71   2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕
200系

  南海電鉄・高野線の22000系(22003-22004)を1998年/平成10年に譲り受け,
  200系・201-202になりました。
  200系の車体塗色は,熊本電鉄オリジナルの濃淡青に赤ラインです。
 
201A-202A   2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕 
5000系

  東急電鉄から1981年/昭和56年に2輌の5000系(5043,5044)を譲り受けました。
  1985年/昭和60年にも,4輌の5000系(5101〜5104)を譲り受け,
  これらはワンマン運転に対応のため,両運転台式に改造されました。
  当初は,緑色の車体に黄色とオレンジの帯を巻いて運用されましたが,
  その後に,熊本電鉄オリジナルカラーになりました。
  2004年/平成16年,5101,5102が東急緑色に塗装変更されて現在に至っています。
5101A(元東急電鉄5031)   2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕
5101A(元東急電鉄5031)   2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕
6000系

  東京都交通局・三田線で使用していた6000形を1995〜2001年/平成7〜13年にかけて
  編成両端部の先頭車のみ5編成分を譲り受け,2両固定編成として運用されています。
  当初は,番号や塗色の変更はありませんでしたが,
  1999年/平成11年から一部塗色を変更して,前面下部にスカート(排障器)が設置され,
  東南アジアに譲渡された車輌のような印象になっています。
  6000系は熊本電鉄の主力として,藤崎宮前-御代志に運用されています。

6101A-6108A   2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕
6211A-6218A   2013.9.7 北熊本〔熊本電鉄〕
6101A-6108A(元東京都交通局6000形)   2013.9.7 御代志〔熊本電鉄〕