Last Update 2017.12.1
     

  JR北海道のキハ183系が引退のときを迎えています。

  北海道専用ディーゼル特急車輌として
  1979年/昭和54年,キハ183系・先行試作車(900番台)が完成,
  1980年から1年半の試用を経て,1981年から量産車0番台が運用を始めました。

  183系0番台は分割併合を前提とせず,
  先頭車は非貫通とし,着雪防止のため独特のスラント形状になっています。
  0番台は1983年までに89輌が製造されました。

  その後,1986年に分割併合を前提にした貫通タイプの500・1500番台,
  1988年には,最高速度120km/hの550・1550番台が製造されました。
  こうして,169輌のキハ183系が北海道を走りましたが,
  老朽化により,キハ261系に置き換えられることが決まり,
  2017年3月現在,キハ183系は77輌にまで減少しています。
  定期運用は,“北斗”,“オホーツク”,“大雪”のみになりました。

  2018年3月末までに,0番台が引退する計画になっています。

                       Goodbye! キハ183系0番台

2015.7.2  札幌〔JR北海道 函館本線〕
2015.7.2  札幌〔JR北海道 函館本線〕
2015.7.2  札幌〔JR北海道 函館本線〕
2015.7.2  苗穂〔JR北海道 函館本線〕
2015.7.2  苗穂〔JR北海道 函館本線〕