Last Update 2017.12.1
       
  北九州線の路面電車

 当時1982年/昭和57年,231輌の路面電車が運用されていました。
 電車は,66形,100形,300形,500形(561形) ,600形,1000形の6形式でした。

 このうち,
1000形は1953年/昭和28年登場の2・3車体連接構造の路面電車でした。
 八幡製鉄所などの出退勤者輸送のため,
 定員の大きい1000形(600形の1.5倍 130名)が量産投入されました。
 翌1954年/昭和29年には,西日本鉄道・福岡市内線にも投入されました。

 廃止後,1000形は筑豊電気鉄道,熊本市交通局,広島電鉄に譲渡されました。
 筑豊電気鉄道では,2000形に改番した1000形が黒崎駅前に発着していました。


車内から後続の電車を撮影     1982.3  〔西日本鉄道 北九州本線〕
*Photo画面をクリックすると,大画面の連続写真をご覧いただけます。
  66形

  72
  黒崎駅前行

  1982.3
  魚町〔西日本鉄道 北九州本線〕
72  66形  
  100形

  138
  中央町→幸町行

  1982.3
  大門〔西日本鉄道 北九州本線〕
138  100形  
  300形

  301
  折尾行

  1982.3
  黒崎駅前〔西日本鉄道 北九州本線〕
301  300形  
  561形

  565
  中央町→幸町行

  1982.3
  大門〔西日本鉄道 北九州本線〕
565  561形  
  600形

  623
  砂津行

  1982.3
  大門〔西日本鉄道 北九州本線〕
623  600形  
  1000形

  1017
  砂津行

  1982.3
  魚町〔西日本鉄道 北九州本線〕
1017  1000形