東京驛入場券

●切符のメッセージ：　切符が発信する情報量は多く，当時のことを想うことができます。

東京驛　A型入場券　　１０銭　　　1935年/昭和10年3月22日　東京驛発行
この切符は，戦前1935年/昭和10年3月22日発行の東京驛のA型入場券です。　　　昭和初年の入場券は，A型(サイズ　3×5.75cm)券に朱色帯が入っていました。　　　戦中戦後に，入場券はB型(サイズ　2.5×5.7cm)券になりました。　　　朱色帯は，料金が20円になった1966年/昭和41年になくなりました。　　　入場券の料金は，10銭→20銭→50銭→1円→3円→5円と値上がりし，　　　1951年/昭和26年に10円，1966年/昭和41年に20円，1969年/昭和44年に30円になりました。　　　1969年/昭和44年に小児料金(当時10円，大人料金の半額)が新設になりました。　　　その後，1976年/昭和51年に60円，1978年/昭和53年に80円，1979年/昭和54年に100円，　　　1981年/昭和56年に110円，1982年/昭和57年に120円，　　　1984年/昭和59年に国電区間120円/その他130円，1985年/昭和60年に国電区間120円/その他140円になり　　　1987年/昭和62年に国鉄は消滅，JRに移行しました。　　　1965年/昭和40年から，東京駅の入場券に限り，赤字で印字されています。

	Last Update 2018.9.1