Last Update 2018.9.1
     
  1975年3月の山陽新幹線全線開業では,
  大阪発着の昼行山陽特急であった
  かもめ,みどり,しおじ,日向,きりしま,なは が廃止になりました。
  夜行列車も再編され,大幅に削減されました。
  このあと,料金値上げが続き,国鉄利用客の減少など,
  国鉄の苦しい状態が続きました。

  当時は,485系,581系の特急列車,EF58牽引のブルートレイン,
  153系,471・475系の急行列車,EF58・EF61牽引の荷物列車,
  DF50・DD54牽引の福知山線客車列車など
  現在は,博物館でしか見られない車輌が元気に活躍していました。
485系・特急“しおじ”到着     1975  大阪 〔東海道本線〕
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  485系・特急“しおじ”

  特急“しおじ”は,
  東海道新幹線開業と
  山陽本線全線電化に合せ
  1964年10月に
  新大阪-下関間に
  登場しました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
485系・特急“しおじ”
  485系・特急“しおじ”

  1972年の
  山陽新幹線岡山開業では
  3往復が存続しました。
  その後,1974年に
  新大阪・大阪-広島・下関
  定期5往復になりましたが,
  山陽新幹線全線開業の
  1975年3月に全廃。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
485系・特急“しおじ”
  485系・特急“日向”

  特急“日向”は,
  1968〜75年まで
  大阪-宮崎を結びました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
485系・特急“日向”
  485系・特急“日向”

  1974年の南宮崎電化により,
  気動車から電車化されました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
485系・特急“日向”
  485系・特急“日向”

  山陽新幹線全線開業により
  特急“日向”は廃止

  2000年から
  延岡-宮崎-宮崎区港の
  特急として運行開始

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
485系・特急“日向”
  EF61 4牽引の荷物列車

  EF61はEF58の後継
  旅客用直流電機として
  1961年に登場。
  暖房用蒸気発生機を搭載し
  荷物列車を牽引しました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
EF61 4牽引の荷物列車
  EF58 8牽引
  寝台特急“あかつき”

  1972年から
  関西発着の寝台特急
  あかつき,彗星,
  日本海,つるぎ を
  EF58が牽引しました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
EF58 8牽引の寝台特急“あかつき”
  471系・急行“ゆのくに”

  1968年に
  大阪-金沢・輪島を結ぶ
  急行として登場
  大阪-金沢の“ゆのくに”は
  471系で運転
  1982年に廃止

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
471系・急行“ゆのくに”
  Ef58 79牽引
  寝台特急“彗星”
  471系急行“ゆのくに”

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
EF58 79牽引の寝台特急“彗星”と471系・急行“ゆのくに”
  153系・急行“比叡”

  “比叡”は,
  名古屋-大阪を結ぶ
  準急,急行でした。
  153系の“比叡”は,
  1958〜82年を走りました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
153系・急行“比叡”
  DF50 508牽引列車

  大阪駅には,
  福知山線の客車列車を
  牽引するDF50,DD54が
  発着していました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
DF50 508牽引列車
  581系・特急

  1975年3月の
  山陽新幹線全線開業前,
  大阪に発着する581系は,
  しおじ,きりしま,
  明星,金星でした。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
581系・特急
  485系・特急“雷鳥”

  1964年の金沢-富山間の
  電化完成により
  大阪-富山間の
  特急として登場しました。

  1975
  大阪 〔東海道本線〕
485系・特急“雷鳥”