●1972年4月5日,大分交通・別大線廃止
別大線は,日豊本線に沿って敷設された,
大分駅前-亀川駅前(別府市) 18.4kmを結ぶ路面電車でした。
別大線は,1900年/明治33年に九州初の電気鉄道として開業しました。
豊州電気鉄道が建設,
1906年に豊後電気鉄道,1916年に九州水力電気,
1927年に別府大分電鉄,1945年に大分交通に戦時統合,
戦後は大分交通・別大線として運営されました。
別大国道の交通混雑緩和のため,1972年4月5日,廃止になりました。
廃止時,7形式・33輌の路面電車が運用されており,
そのうち,500型 2輌が,岡山電気軌道に譲渡されました。
この写真は,九州の蒸気機関車の撮影旅行のとき,
亀川駅前で偶然に撮影したものです。
写真の路面電車 161号は,別大線の主力100形(1928〜31年製造)です。
車体側面には,“72年間のご利用・ありがとうございました”の垂れ幕がありました。
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