Last Update 2018.9.1
     

  
●1970年3月13日〜9月15日,大阪万国博モノレール運転

  1970年3月13日〜9月15日に
  “人類の進歩と調和”をテーマに,大阪で万国博覧会が開催されました。

  会場内の交通手段として,日本跨座式モノレールが採用されました。
  “万国博モノレール”は,会場内のパビリオンを繋ぐ単線の4.3kmの環状路線を
  片方向(反時計回り)に,4輌編成のモノレールを運転しました。
  7駅が設けられ,ドアの開閉のみ乗務員が操作し,自動運転されました。
  東京急行電鉄が運営しました。

  モノレールは,日立製作所製の4輌編成・6本,24輌の車輌が投入されました。
  先頭車は,展望の良い大型ガラスが採用された斬新なデザインでした。
  シルバーとブルーの塗色でした。

  万国博終了後に,モノレールは廃止になりました。
  この成功により,国内に5路線の日本跨座式モノレールが開業しました。
  
*北九州高速鉄道,大阪高速鉄道,多摩都市モノレール,舞浜リゾートライン,沖縄都市モノレール

  この写真は,私が高校生の時,万博会場で撮影したものです。
  当時,モノレールは未来都市の交通手段として注目されていました。