●1970年3月13日〜9月15日,大阪万国博モノレール運転
1970年3月13日〜9月15日に
“人類の進歩と調和”をテーマに,大阪で万国博覧会が開催されました。
会場内の交通手段として,日本跨座式モノレールが採用されました。
“万国博モノレール”は,会場内のパビリオンを繋ぐ単線の4.3kmの環状路線を
片方向(反時計回り)に,4輌編成のモノレールを運転しました。
7駅が設けられ,ドアの開閉のみ乗務員が操作し,自動運転されました。
東京急行電鉄が運営しました。
モノレールは,日立製作所製の4輌編成・6本,24輌の車輌が投入されました。
先頭車は,展望の良い大型ガラスが採用された斬新なデザインでした。
シルバーとブルーの塗色でした。
万国博終了後に,モノレールは廃止になりました。
この成功により,国内に5路線の日本跨座式モノレールが開業しました。
*北九州高速鉄道,大阪高速鉄道,多摩都市モノレール,舞浜リゾートライン,沖縄都市モノレール
この写真は,私が高校生の時,万博会場で撮影したものです。
当時,モノレールは未来都市の交通手段として注目されていました。
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