東京急行電鉄は,2017年9月4日から
東横線開通90周年を記念した“青ガエル塗色のラッピング電車”を運転しています。
ラッピングは5000系・5122編成(8輌編成)に施され,東横線に運用しています。
東横線は,1927年/昭和2年,渋谷-丸子多摩川間が開業,
渋谷-神奈川の直通運転を開始しました。このとき,路線名を“東横線”としました。
ラッピング電車のモデルになった初代5000系は,
1954年/昭和29年登場,105輌が東横線の主力として運用されました。
ライトグリーン塗色の丸みのある車体からカエルを連想させ,
“青ガエル”の愛称で親しまれました。
その後,5000系のライトグリーンは東急電鉄の鋼製車の標準色になりました。
5000系“青ガエル”は,1980年/昭和55年に東横線から引退,
大井町線,目蒲線に運用されましたが,1986年までに引退,廃車になりました。
渋谷駅ハチ公口に,5001号のカット車体が2006年から展示されています。
Again! 東京急行電鉄 5000系 青ガエル塗色
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