●1975年8月24日,EF52さよなら・臨時急行“きのくに53号“運転
1975年/昭和50年8月24日,阪和線・天王寺-和歌山間に,
EF52 7牽引の臨時急行“きのくに53号”が,EF52のさよなら列車として運転されました。
EF52は,1928年/昭和3年から製造された我が国初の国産大型電気機関車でした。
国府津機関区に新製配置され,東海道本線の優等列車などに運用されました。
戦後は,中央東線,阪和線に転じましたが,
最終的に全機7輌が竜華機関区に終結し,阪和線の客貨車列車を牽引しました。
1973年/昭和48年から,EF52のEF58への置き換えが始まり,
最期に残った2号機,7号機も1975年/昭和50年に引退しました。
7号機は,川崎重工・兵庫工場に保管されています。
天王寺駅近くの陸橋から天王寺駅に到着する“きのくに53号”を撮影しました。
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