阪神電鉄は,2020年6月2日,
武庫川線に残る最後の赤胴車7861形・7890形の運行を終了しました。
7861形は,阪神電鉄・最後の片開き扉電車でした。
阪神電鉄は,1958-59年製造の3301形・3501形から
急行用電車をクリームと赤の塗色にして運用を開始,
当時の漫画“赤胴鈴之助”に因んで,愛称を赤胴車にしました。
1959-60年には,普通用電車5101形・5201形をクリームと青の塗色,
青胴車として運用しました。
こうして,阪神電鉄の特急・急行は赤胴車,普通は青胴車に区別して
長らく運用されました。
赤胴車塗色は,1995年製造の8000系まで採用されましたが,
その後の9000系,9300系から塗色を変更,
2015年には,本線用の特急・急行用電車の塗色変更が終了,
赤胴車は,武庫川線の2輌編成・4本の運用のみになっていました。
Goodbye! 阪神電鉄 赤胴車
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