近畿日本鉄道の汎用特急車12200系“新スナックカー”は,
2020年3月に投入が始まった80000系“ひのとり”の増備により
2021年3月に引退の予定です。
12200系は,12000系“スナックカー”の後継として,
1969-76年/昭和44-51年に168輌が製造されました。
列車分割併合のし易い特急車であり,
近鉄特急網の汎用特急の主力として活躍しました。
12000系は2000年に全車廃車,12200系も2000年から廃車が開始され,
2019年4月時点では,20編成・74輌が在籍していました。
近鉄の特急標準塗色が2015-19年に変更になりましたが,
引退が予定されていた12200系は塗色変更されず,
ブルーとオレンジの旧近鉄特急塗色で最期の運用に就いています。
Goodbye! 近畿日本鉄道 新スナックカー 12200系
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