Last Update 2020.12.1
     

  
関門トンネル専用の交直流電気機関車EF30の尾灯です。
  EF30は,世界初の量産交直流電気機関車として,
  1960-68年/昭和35-43年に22輌が製造され,門司機関区に配置されました。
  1978年に試作車EF30 1が廃車になり
  1984-87年に,動態保存のEF30 3号を除く全機が廃車になりました。

  EF30は,海水による錆を防ぐため
  ステンレス板を車体外板に採用し,無塗装で使用されました。
  尾灯は,ステンレス・コルゲート外板に付けられていました。
  この尾灯は,形状から初期製造のEF30に付けれたものです。