Last Update 2024.12.1 | ||
●ブレーキハンドル Last Update 2024.12.1 電車のブレーキ弁に接続するブレーキハンドルです。 運転士は左手でマスコンハンドル,右手でブレーキハンドルを 操作して加減速を調節しながら電車を運転します。 運転士は,乗務のときブレーキハンドルを接続します。 |
||
●南海6815車輌番号 Last Update 2024.9.1 南海6000系/6815号車の車体側面に付けられた番号板です。 6000系は1962年登場の日本初のオールステンレス車で 高野線の主力電車として活躍しました。 南海電鉄独自のローマン書体の番号表記が魅力です。 |
||
●気動車DMH17/ピストン Last Update 2024.6.1 国鉄気動車の標準エンジンDMH17のピストンヘッドです。 キハ80,58,17,20,35,45系に搭載されました。 DMH17は排気量17L,8気筒,180馬力でした。 このピストンは新潟鐵工所製造のピカピカの未使用品です。 |
||
●マンモス電機EH10製造銘板 Last Update 2024.3.1 東海道・山陽本線の重量貨物列車を牽引するため 1954-57年に当時最強のマンモス電機 EH10が登場しました。 汽車會社と東洋電機が 26 27 38 45 56 57号機を製造, 独自の円形製造銘鈑が付けられました。 |
||
●0系新幹線/先頭車番号 Last Update 2023.12.1 0系新幹線・新大阪向き先頭車21-57号の 車体側面に付けられた車輌番号部を切り取ったものてす。 21-57号は1967年に6次車として製造されました。 0系・100系は鋼製車体でした。 |
||
●形式板・南海サハ1801形 Last Update 2023.9.1 南海電鉄 1000系 1801形に付けられた車輌形式板です。 1000系は,戦後高性能車11001系を昇圧時に改造した電車です。 1985年まで特急四国号(難波-和歌山港)に運用されました。 正面2枚窓の愛らしい電車でした。 |
||
●差込式行先板 Last Update 2023.6.1 客車・電車の側面につけられた差込式行先板/サボです。 新大阪行/大分行と表示,475系急行“べっぷ”用と推定します。 表示方法,字体,琺瑯製法が地域・時期で異なりました。 行先板は方向幕(手動・電動)方式,LED方式に進化しました。 |
||
●ED76 63前面番号板 Last Update 2023.3.1 ED76 63号機に付けられたブロック式ナンバープレートです。 ED76 0番台は1965年登場の九州向け交流電気機関車です。 63号機は1974年製造,1991年廃車になりました。 切り抜き文字の車体直付けからブロック式に変更になりました。 |
||
●電熱式デフロスター Last Update 2022.12.1 キハ56の運転室正面窓に付けられた電熱式デフロスターです。 電熱線に通電し窓ガラスの結露・曇りを防止します。 昭和58年7月/五光製作所の製造です。 キハ56は北海道向けの耐寒耐雪装備の急行形気動車でした。 |
||
●明治期の橋歴板 Last Update 2022.9.1 川崎造船所/兵庫分工場(現川崎車両)が明治41年/1908年に 製造した鉄橋に付けられた橋歴板(銘板)です。 川崎造船所は,明治40年に鉄道車輌と鉄橋の製造工場を新設, 製造番号からこの工場の59番目に製造と推測されます。 |
||
●阪急・列車種別表示 Last Update 2022.6.1 阪急電車の側面に付けられた点灯式列車種別表示です。 列車種別を切り抜いたアルミ板に色ガラスを重ねて, 裏からランプで列車種別を照らす単純な構造の装置です。 特急は赤,急行は黄,準急は緑で表示されます。 |
||
●阪急デイ100・前照灯 Last Update 2022.3.1 阪急電鉄100系(新京阪鉄道デイ100)の前照灯です。 デイ100は大阪-京都間高速電車として1927-29年に登場。 フラットガラスの大型前照灯! GOLDEN GLOW HEADLIGHTの銘板が付けられています。 |
||
●近畿車輌・台車型式銘板 Last Update 2021.12.1 鉄道車輌には多種多様の銘板がつけられています。 台車には,メーカと型式を示す銘板が付けられています。 近鉄電車の殆どは近畿車輛が製造しており, 銘板には近畿車輛を示すKDと型式数字が表示されています。 |
||
●B寝台ガラス表示板 Last Update 2021.9.1 寝台車の乗降ドア上に表示されていたガラス製のB寝台表示板です。 客車区分は1960年に2等級制,1969年にモノクラス制へ変更, モノクラス制では,寝台車はA寝台とB寝台に区分, 2等級制の2等寝台はB寝台になりました。 |
||
●台車Brill50E-2の軸受け蓋 Last Update 2021.6.1 新京阪鉄道の電気機関車BL-1形の台車ブリル50E-2の軸受け蓋です。 電気機関車BL-1形は1924-25年に3輌製造, のち阪急4300形として昭和61年まで活躍しました。 台車は,米国ブリル製のアーチバー形50E-2でした。 |
||
●小田急3000形前照灯 Last Update 2021.3.1 小田急電鉄3000形・ロマンスカーSSEのヘッドライトです。 1957年の登場時,ヘッドライトは先頭部の中央にありましたが, 1968年の改造で先頭部に装備された愛称表示機の両側に この前照灯が付けられました。 |
||
●EF30尾灯 Last Update 2020.12.1 関門トンネル専用の交直流電気機関車EF30の尾灯です。 EF30は,海水による錆を防ぐため ステンレス板を車体外板に採用し,無塗装で使用されました。 尾灯は,ステンレス・コルゲート外板に付けられていました。 |
||
●通票キャリア車上受 Last Update 2020.9.1 ディーゼルカーの運転室の外側に取付けた通票キャリア受です。 通過列車が通票(タブレット)を駅から受取るため, 走行しながら通票キャリアを引っ掛けて回収する器具です。 タブレット閉塞線を走るディーゼルカーに付けられました。 |
||
●阪急電鉄・Hマーク Last Update 2020.6.1 阪急電鉄7000系先頭車7125号に付けられていたHマークです。 マルーン塗色の車体に,ステンレスエンブレムが輝いていました。 1992年の新社章導入により,Hマークはマルーンに塗装され, その後のリニューアル工事により取り外されました。 |
||
●阪急電鉄・前頭行先板 Last Update 2020.3.1 阪急電車の先頭車・前頭に付けられた行先板です。 阪急電鉄は,特急・急行に円形,普通に角形行先板を付けました。 この行先板は,阪急/神戸線の急行(大阪梅田-神戸三宮)用です。 アルミ板に印刷シールを貼り付けた構造です。 |
||
●ラックレール 歯軌条 Last Update 2019.12.1 碓氷峠を越える国鉄信越線 横川-軽井沢間に 1893年〜1963年まで採用されたアプト式ラックレールです。 機関車のギアがラックレールに噛合うことで 急勾配を登り降りするための推進力と制動力を補助します。 |
||
●DD51 1137・速度計 Last Update 2019.9.1 DD51 1137に付けられていた速度計です。 この速度計は1998年に入手,検査交換されたものと推測します。 1137号機は1975年製造,小樽築港配置の道産子機関車です。 北斗星も牽引,2015年に廃車,タイA.S.社に譲渡されました。 |
||
●阪堺電軌・車内表示板 Last Update 2019.6.1 阪堺電軌の路面電車に付けられていた車内表示板です。 昭和生まれの車輌には,製造銘板,車輌番号のほかに, 禁煙・乗務員室立入禁止・座席記号などを記載した 木・真鍮・アルミ・プラスチック製の表示板が貼られていました。 |
||
●AW-2形・機関車ホイッスル Last Update 2019.3.1 ED75 27号機のホイッスル(警笛)です。 国鉄/JRの電気機関車,ディーゼル機関車に共通して装備されています。 圧縮空気により,二和音の甲高い警笛“ビィー”を吹鳴します。 降雪地域では,ホイッスルに雪除けカバーが付けられます。 |
||
●近鉄特急・標識灯 Last Update 2018.12.1 近鉄12000系,12200系,12400系など汎用特急車の 先頭部に取り付けられていた電球式標識灯(種別標識灯と尾灯)です。 現在は,LED式標識灯に変更されています。 一般車に同様の標識灯が付けられています。 |
||
●運転士乗務行路表 Last Update 2018.9.1 運転士が列車をダイヤどおりに運転するため, 乗務列車の発着時刻を秒単位で記載した列車運転時刻表です。 乗務行路表は,運転台の見やすい位置におかれ, 運転士は常に発着・通過時刻を確認して正確に列車を運転しています。 |
||
●大阪市営地下鉄・形式板 Last Update 2018.6.1 大阪市営地下鉄の電車に付けられた形式板です。 車輌の形式板は,車輌の妻板(連結面)に付けられることが多いですが, 大阪市営地下鉄は,電車の側面に付けられています。 形式板の色から,当時の電車塗色を想い出します。 |
||
●EF70・電気暖房表示灯 Last Update 2018.3.1 交流電気機関車 EF70に付けられていた電気暖房表示用車側灯です。 機関車と客車の連結作業のとき, 客車に暖房用電気を供給するジャンパー線による感電事故防止のため 作業者に通電していないことを黄色灯を点灯させて知らせます。 |
||
●キハ58・渡り板 Last Update 2017.12.1 気動車キハ58の正面貫通扉下部に付けられた渡り板です。 気動車の渡り板に車輌番号を表示することが多くありました。 キハ58 592は1965年に製造,2003年廃車になりました。 晩年は,広島急行塗色(緑とクリーム色)でした。 |
||
●車内車輌番号板 Last Update 2017.9.1 車輌の車内に付けられた車輌番号板です。 車輌には,形式や製造順などを示す固有番号があります。 鉄道会社,製造年などにより,車輌番号の構成や, 番号の書体・サイズ,板材質などが異なります。 |
||
●阪急電鉄旧マーク Last Update 2017.6.1 京阪神急行電鉄時代から電車に付けられた阪急マーク(社章)です。 大阪市・京都市・神戸市の市章を組合せたデザインでした。 マルーン塗色に似合うおしゃれなマークでした。 現在は,Hを花のイメージにしたマークが付けられています。 |
||
●列車乗車口案内板 Last Update 2017.3.1 駅のホームに吊り下げられている列車乗車口案内板です。 この案内板は,特急“いなほ”(新潟-秋田)の乗車口を示すものです。 以前,在来線の主要駅のホームには, 多くの優等列車の乗車口を示す案内板が並んでいました。 |
||
●営団701号車輪止め Last Update 2016.12.1 営団地下鉄・丸の内線に運用された500形・701号の車輪止めです。 赤く塗られた車輪止めには,営団特有の字体で701と標記されています。 500形は1957〜1996年/昭和32〜平成8年まで丸の内線を走りました。 その後,アルゼンチン・ブエノスアイレスに譲渡されました。 |
||
●ドイツ連邦鉄道・DBマーク Last Update 2016.9.1 西ドイツ国鉄にあたるドイツ連邦鉄道(Deutsche Bundesbahn)の 機関車に付けられていたDBマークです。 1994年にドイツ連邦鉄道とドイツ国営鉄道は統合し, 現在はドイツ鉄道(Deutsche Bahn)になっています。 |
||
●双頭レール Last Update 2016.6.1 わが国の鉄道創成期には,レールの両側がレール頭部になって 両側が使用できる双頭レールが使用されました。 この双頭レールには,英国 DARLINGTON IRONの標記があり, 1870年代の製造品と推測できます。 |
||
●蒸気機関車五室汽笛 Last Update 2016.3.1 昭和に製造された国鉄蒸気機関車は, 蒸気で五音階和音の重低音を吹鳴する五室汽笛を装備していました。 運転室のハンドルを引いたとき,笛体から蒸気が噴き出して, 五室に分かれた笛ベルが異なる音を発し,共鳴して汽笛になります。 |
||
●車内製造銘板 Last Update 2015.12.1 鉄道車両には,製造会社を示す銘板が車体の内外に付けられます。 車外には,妻面下部に金属製の楕円銘板が付けられますが, 車内には,戦前戦後は真鍮やアルミのエッチング銘板, その後はアクリル製銘板,最近はシール状銘板が付けられています。 |
||
●種別札と札差 Last Update 2015.9.1 かつての客車・電車の車体側面には複数の札差が付けられ, 特急・急行などの種別札,列車名を示す愛称札, 車輌順序を示す号車札が差込まれていました。 現在では,幕式表示から,さらにLED表示に変わりつつあります。 |
||
●阪急2867車輌番号 Last Update 2015.6.1 阪急電鉄2867号は,かつての京都線・特急専用車2800系電車です。 この車輌番号は,2867号の解体時に車体から切り取られたものです。 阪急電車の車体色は,昔も今も,伝統のマルーンが基本です。 艶やかな光沢の車体は,阪急電車の上品なイメージを醸しだしています。 |
||
●近鉄2200形・形式板 Last Update 2015.3.1 近鉄の前身である参宮急行電鉄が,大阪-伊勢を高速運転するため, 昭和14〜16年製造の大型電車・2200形(新)に付けられた形式板です。 2200形は,1932年/昭和7年から大阪上本町-宇治山田間の特急に運用, 戦後も,特急専用車として運用され,近鉄特急の先駆けでした。 |
||
●超特急ひかり行先票 Last Update 2014.12.1 東海道新幹線の開業初期に,列車に取付けられた行先票です。 超特急“ひかり”の表記が,新鮮で,誇らしい印象です。 行先票の使用は初期のみで,その後は電照式電動幕になりました。 ひかり83号は東京1320発・新大阪1630着土曜日運転の臨時でした。 |
||
●札幌市営地下鉄・マーク Last Update 2014.9.1 札幌市地下鉄1000形/2000形の先頭車前面に付けられた札幌市章です。 1000形/2000形は,札幌オリンピック開催の1971年/昭和46年, 南北線(北24条-真駒内)開業のため, 札幌市と川崎重工が開発したゴムタイヤ式(案内軌条式)の電車です。 |
||
●C58 156番号板 Last Update 2014.6.1 C58 156の番号板(ナンバープレート)です。 C58は1937年/昭和13年から製造されたローカル線用蒸気機関車です。 C58 156は総武本線で運用され,佐倉機関区で廃車になりました。 砲金(真鍮)製の番号板は,予想以上に大きく重いものです。 |
||
●電機EF65 35・速度計 Last Update 2014.3.1 運転士は,運転席の速度計を確認しながら運転します。 EF65の最高速度は110km/hです。アナログ計器が懐かしくなります。 EF65 35号機は,1965年/昭和40年,貨物列車牽引用に製造され, 稲沢第2機関区に配置,東海道・山陽本線など直流線区を走りました。 |
||
●0系新幹線モータ銘板 Last Update 2013.12.1 MT200形主電動機は,0系新幹線電車のモータです。 0系新幹線電車は,1986年/昭和61年までに3216輌が製造されました。 当初のモータは,連続定格出力185kWのMT200形でしたが, 1973年度車から,225kWに増強したMT200B形になりました。 |
||
●バス停標識 Last Update 2013.9.1 路線バスのバス停の多くは, コンクリートの土台に,円形標識を付けたバスポールです。 バス停標識は,遠くから認識できるように,バス会社が工夫しています。 円形だけでなく,多彩なサイズ,デザインの標識があります。 |
||
●国鉄バス・つばめマーク Last Update 2013.6.1 国鉄バスのフロントに蒸気機関車の動輪をデザインした動輪マーク, サイドに動輪とつばめをデザインしたつばめマークが付けられました。 国鉄スタート(1949年/昭和24年)のとき, 国鉄バスのシンボルが検討され,つばめマークが誕生しました。 |
||
●マスターコントローラ Last Update 2013.3.1 路面電車の運転士は,マスターコントローラ(マスコン)を操作して, モータに送る電流の回路を切り換えて運転しています。 このマスコンは,運転台に引込んだ架線電流を直接操作することから, 直接式制御器(ダイレクト・コントローラ)と分類されます。 |
||
●号車札と札差 Last Update 2012.12.1 客車・電車の車体には,行先を示す行先票や特急・急行などの種別札, 列車名を示す愛称札,車輌順序を示す号車札が札差に差込まれます。 琺瑯製の札が,鋳鉄製の札差に整然と納まっている様子は, 懐かしい鉄道情景になりました。 |
||
●近鉄 運転士乗務行路表 Last Update 2012.9.1 運転士は,列車の発着時刻を秒単位に記した行路表を, 時計とともに運転台に置いて,列車を運転しています。 近鉄(近畿日本鉄道)は,特急,急行,準急,各停など列車種別に デザインした運転士乗務行路表を使用しています。 |
||
●蒸気機関車・安全弁 Last Update 2012.6.1 蒸気機関車は,ボイラ上部に,ボイラ圧力が規定値を超えないように 蒸気を放出する真鍮製の安全弁を装備しています。 D51のボイラ圧力は,15kg/cm2です。 磨かれて,金色に輝く安全弁は,蒸気機関車のアクセントです。 |
||
●南海電鉄・前頭行先板 Last Update 2012.3.1 南海電鉄の先頭車・前頭部らつけられた行先表示板です。 大きな円形板(直径50cm)に,ペンキ書きです。 行先表示板は,遠くから列車種別と行先が判るように工夫されています。 南海電鉄は,急行用に赤色の太字“急”を大きく表示しています。 |
||
●腕木式信号機(通過信号機) Last Update 2011.12.1 色灯式信号機が普及する前は,人手で,梃子とワイヤーにより, 信号機に取付けた腕木を操作することで,列車に合図をしていました。 腕木式信号機には,“停止”を示す赤色の場内信号機と, 通過列車に“注意”と“進行”を示す黄色の通過信号機があります。 |
||
●鉄道時計“19SEIKO” Last Update 2011.9.1 懐中時計と言えば,国鉄の運転士や車掌,駅員が, 定時運行のため,時間を懐中時計で確認するシーンを想い出します。 19 SEIKOは,精工舎により,全国鉄道の正確な運行のため, 1929〜1972年/昭和4〜47年に亘り,生産された機械式懐中時計です。 |
||
●手ブレーキ・ハンドル Last Update 2011.6.1 昭和30年代以前の電車には,手ブレーキが装備されていました。 手ブレーキは,運転席そばに設置のハンドルで操作されました。 このハンドルは,阪急電鉄“デイ100形”用のものです。 真鍮製の手ブレーキ・ハンドルは,昭和の電車に似合います。 |
||
●電圧検知アンテナ Last Update 2011.3.1 交流電化の在来線と新幹線の架線電圧は高く,架線電圧を検知するため, 電車の運転台屋根上に,電圧検知アンテナが付けられています。 九州を走る赤い485系特急電車の運転台屋根上には, 黒色の電圧検知アンテナが,特急電車のシンボルのように付いています。 |
||
●特急シンボルマーク Last Update 2010.12.1 国鉄の特急用電車・気動車の先頭車には, 特急TOKKYUの“T”をモチーフにしたシンボルマークが付けられました。 クリームと赤の塗色とともに,国鉄特急列車のイメージになりました。 最近は,特急シンボルマークを見る機会が少なくなりました。 |
||
●阪急電車・日よけ Last Update 2010.9.1 阪急急電鉄は,今年2010年3月に,開業100周年を迎えました。 1910年/明治43年,現在の宝塚本線,箕面線の開業が始まりです。 阪急電車のスタイルは,マルーン(チョコレート色)の車体, 銀色(無塗装)のアルミ窓枠,アルミ鎧戸の日よけが,印象です。 |
||
●車輪止め Last Update 2010.6.1 電車を留置するとき,車輪とレールの間に木製の車輪止めを挟みます。 車輪止めを忘れた電車が,夜中に無人で走る事故がありました。 車輪止めは,車体の床下に装備されています。 車体番号が記載された車輪止めは,車両を偲ぶ記念品です。 |
||
●大阪市営地下鉄記念乗車券 Last Update 2010.3.1 1970年/昭和45年大阪万国博のとき,大阪市電は全廃になり, 1965年当時,27kmの地下鉄網は,64km(6路線)に拡大しました。 地下鉄の開通時には,記念乗車券が発売されました。 当時,高校生の私は,記念乗車券を求めて,走り回りました。 |
||
●特急電車・砲弾型ライト Last Update 2009.12.1 ボンネットタイプの特急電車の運転室上部の前照灯です。 この前照灯は,1958年/昭和33年 小糸製作所製です。 こだま型電車・第1陣として登場のクハ151-1のものと期待しています。 クハ151-1は,クハ181-1に改造,1976年/昭和51年まで活躍しました。 |
||
●奈良交通・鹿マーク Last Update 2009.9.1 奈良交通は,奈良県を中心に,路線バス,観光バスを運行しています。 バスの側面には,跳ねる鹿をデザインしたシンボルマークが, 取り付けられています。 バスのボディカラーが変っても,鹿のマークは,変りません。 |
||
●バスメーカ・エンブレム Last Update 2009.6.1 仙台市バスに,日野自動車ウイング・マークを付けたバスを見ました。 以前は,バスのフロントには,メーカ・エンブレムが付いていました。 最近,エンブレムは小さくなり,フロントから消えつつあります。 日野自動車ウイング・マークは,懐かしいバス・トラックの象徴でした。 |
||
●蒸気機関車 速度計 Last Update 2009.3.1 蒸気機関車の速度計は, ずっしりと重い鋳鉄製の筐体に組み込まれた機械式です。 動輪からロッドで回転を受けます。ロッドを回すと音が聞こえます。 この速度計は,D51用です。最高速度の目盛は,120kmです。 |
||
●北陸特急485系 行先表示機 Last Update 2008.12.1 特急列車が終着駅に到着すると,行先表示機の方向幕がくるくる回り, 回送表示になって発車していきます。 北陸を走る485系特急列車の行先表示機は, 雷鳥,しらさぎ,白鳥,加越など多彩な方向幕を装備していました。 |
||
●通票・タブレット Last Update 2008.9.1 正面衝突や追突の防止ため,タブレットで列車を運行していました。 タブレットは,特定形の穴が開いた真鍮円盤です。 タブレットをキャリアに入れて,車輌(運転員)と駅員が授受しました。 現在は,殆んどの線区が自動化され,タブレットは珍しくなりました。 |
||
●EF65 8前頭機号部 Last Update 2008.6.1 直流電気機関車EF65 8号機の前頭機号部です。 EF65は,代表的な電気機関車です。 EF65 8は1965年/昭和40年製造,1987年/昭和62年に廃車になり, 1989年/平成元年に車籍復帰し,1994年/平成6年まで活躍しました。 |
||
●橋梁銘板・橋歴板 Last Update 2008.3.1 橋梁には,製作年・製作会社などを記した橋歴板が取付けられています。 この銘板の橋梁は,1953年/昭和28年に 日本鋼管が製造した鋼材を使用して,石川島重工業が製作しました。 記載事項から履歴を推測でき,収集対象として興味深いものです。 |
||
●私有貨車 所有会社マーク Last Update 2007.9.1 石油,化学,セメント会社などが,専用用途の貨車を所有しています。 こうした私有貨車には,所有会社のマークが取り付けられています。 このマークは,日本セメント(現 太平洋セメント)のものです。 セメント輸送用タンク車などに取付けられていたと推定します。 |
||
●電機 EF6585 製造銘板 Last Update 2007.6.1 直流電機EF6585の製造銘板です。 EF65では,製造銘板は機械室の点検蓋に取り付けられていました。 製造番号が記されたものは,機関車を特定できますが, 製造番号のない場合は,製造年月から,機関車を推定します。 |
||
●近鉄VISTA CAR 特急マーク Last Update 2007.3.1 近鉄特急電車 ビスタカー,エースカーの前頭部に取付けられた 特急マークです。 ビスタカー,エースカーは,独特の行灯式大型特急マークを付けて, 名阪特急,伊勢特急などに活躍しました。 |
||
●京福電車・楕円番号板 Last Update 2006.12.1 京福電車 嵐山線・北野線に活躍した 路面電車モボ102の車体側面の番号板です。 モボ102は,1929年/昭和4年製造です。 1975年/昭和50年の車体更新のとき,この番号板は外されました。 |
||
●骸骨型尾灯 Last Update 2006.9.1 旧型電車の尾灯(テールライト)です。 外形が骸骨に似ていることから骸骨型尾灯と呼ばれ, 多くの電車に装備されました。 この尾灯は,塗色から南海電鉄の尾灯と推定しています。 |
||
●明治・ドイツ生まれのレール Last Update 2006.6.1 “KRUPP GERMANY 1890” 1890年/明治23年,ドイツ・クルップ社が製造したレールです。 外されたレールは,駅舎・跨線橋などの骨材に使用されました。 このレールは,旧国鉄釧路駅車両保管倉庫に使用されていましたが, 倉庫が解体され,廃材して排出されました。 |
||
●近鉄特急の前頭行先標識 Last Update 2006.3.1 近鉄特急スナックカー12000系に装備された前頭行先標識です。 行先標識・尾灯・標識灯と羽根シンボルが前頭部を飾りましたが, 後続のサニーカーは羽根シンボルがなくなり行先幕になりました。 1985年から12000系も同仕様に改造されました。 |
||
●電気機関車EF64の貫通扉 Last Update 2006.1.1 直流電気機関車EF64 1000番台の前頭部の貫通扉です。 重く,頑丈に作られています。 EF64は,1964年/昭和39年に製造開始された勾配用電気機関車です。 貫通扉の内側には,手摺りが取付けられ,屋根に上がる梯子になります。 |
||
●電気機関車前照灯 LP402 Last Update 2005.10.1 旧型電気機関車の250W大型前照灯です。 1965年/昭和40年 小糸製作所製です。 旧型電気機関車の製造は,1959年製のEF15が最期です。 1965年製造のこの前照灯は,配置後の整備で取付けられたのでしょう。 |
||
●DE10 1185機の前頭機号 Last Update 2005.8.1 ディーゼル機関車の前頭機号部です。実物が放つ存在感が魅力です。 DE10 1185号機は,1972年/昭和47年 川崎重工で製造。 寒地仕様で,山形機関区に新製配置。 1976年/昭和51年 新庄機関区配置。1994年/平成6年 新庄運転区廃車。 |