箱根登山鉄道は,1970年代まで戦前に製造した電車のみで営業していましたが,
1981年/昭和56年に,45年振りの新型電車として
小田急電鉄ロマンスカーSE車をイメージした塗色の1000形・1編成を登場させました。
1000形には,姉妹鉄道連携を結ぶスイスのレーティッシュ鉄道ベルニナ線に因んで
“ベルニナ号”の愛称が付けられました。
1984年に,1編成(ベルニナⅡ)を増備,2輌×2編成として運用,
2004年からは中間車(2000系)を組込み,3輌×2編成として運用されています。
●ベルニナⅠ(B1編成) 1001+2201+1002,ベルニナⅡ(B2編成) 1003+2202+1004
1000形は,その後に塗色変更が繰り返されましたが,
2008年に“ベルニナⅡ”が,創業120周年を記念して登場当時の塗色に復元されました。
現在も,“ベルニナⅡ”はベルニナ塗色で運用されています。
Again! ベルニナ塗色
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