Last Update 2022.6.1
     


  TOMIX/HOゲージ・プラスチック製モデルの上田交通モハ5250形です。

  モハ5250形は,上田温泉電軌デナ200形として1928年/昭和3年に3輌が製造,
  以来,別所線(上田-別所温泉)に運用され,
  1986年/昭和61年に引退しました。
  楕円の戸袋窓が印象の全長15mの丸屋根半鋼製車です。
  “丸窓電車”の愛称で親しまれ,全3輌が静態保存されています。

  モハ5250形は,鉄道模型ファンの人気電車で,
  過去に,エンドウ・珊瑚模型から真鍮製キットが販売されましたが,
  半田付け組立て完成するにはハードルが高く,
  安価なプラスチック製モデルを喜ぶファンは多いと思います。

  楕円窓に加えて,賑やかなリベット,お椀型ベンチレータ,赤茶の屋根踏板,
  ターンバック付きトラスバーなど,戦前昭和の電車アイテム満載の電車です。


モハ5250形の象徴である扉脇の楕円窓・床下にはターンバック付きトラスバー
賑やかな屋根・赤茶色の踏板がアクセント
賑やかな屋根・お椀型ベンチレータと赤茶色の踏板がアクセント
ぴかぴかなパンタグラフに違和感,黒色に塗替えたい !
パンタグラフ側先頭部
パンタグラフのない先頭部
リベットが表現された車体・全長15m 3扉両運転台電車
彫りの深い昭和の電車を再現