最後の東急電鉄8500系として運用されていた8637編成が,
2023年1月25日に長津田工場に回送され,
東急電鉄における8500系の運転が終了しました。
8500系は,田園都市線・新玉川線と地下鉄半蔵門線の直通運転に向け
当時の主力電車8000系をマイナーチェンジして1975年に登場しました。
東急電車の先頭部の赤帯は,8500系に始めて採用されました。
8500系は,1975~91年に400輌が製造され,
田園都市線,大井町線に運用されました。
大井町線には,2003年から2019年まで
先頭部に黄色系グラデーション帯を付けて運用されました。
2003年から東武鉄道線への直通運転が始まり,
伊勢崎線でも8500系を頻繁に見ることができました。
その後,2020系への置換えが進められ,
2022年5月から8637編成が最後の1編成として運用を続けていました。
8500系の東急電鉄の運用は終了しましたが,
秩父鉄道,長野電鉄,インドネシアに譲渡され,運用が継続しています。
Goodbye! 東急電鉄 8500系
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