長野電鉄3500系最後のN8編成が2023年1月19日に運用を終了しました。
長野電鉄は,老朽化した在来車の置換え,車種統一を目的に,
1992-97年に帝都高速度交通営団(現 東京メトロ)から
日比谷線用3000系・39輌を譲り受けました。
3500系(2輌編成),3600系(3輌編成)に組成され,
1993年3月から運転を開始しました。
ステンレス車体に赤帯を巻いたスタイルで30年間活躍しました。
営団3000系は,1961年登場のセミステンレス電車です。
スタイルから“クジラ”,“マッコウクジラ”の愛称で親しまれましたが,
1994年7月23日に後継03系の増備完了により運行を終了しました。
長野電鉄では,木島線,屋代線の廃止や
東急電鉄8500系(2005年譲受),東京メトロ03系(2020年譲受)の投入により
3500系・3600系の廃車が進みました。
Goodbye! 長野電鉄 3500系
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