Last Update 2023.9..1
     

  南海電鉄1000系中間車 サハ1801形に付けられた車輌形式板です。

  1000系は,1973-87年/昭和48-62年に亘って,
  南海本線の特急・急行,
  主に,難波と和歌山港を結ぶ特急"四国号"に運用されました。
  2時間ヘッドで運転された"四国号"は,
  1985年/昭和60年,後継10000系 特急"サザン"に譲り廃止になりました。

  1000系は,1973年の昇圧(600V→1500V)のとき
  戦後の高性能車11001系 24輌(6輌×4本)を改造して登場しました。
  編成は,1001+1801+1801+1101+1101+1901 で構成され,
  サハ1801形は中間付随車でした。

  11001系は1956-62年/昭和31-37年に製造され,
  1801形1801-08号は,
  モハ11100形11106・08・10・12・14・16・18・20号から改造されました。
  
  この形式板に記載の昭和37年製造は,
  元車輌であるモハ11100形の製造年を示しています。

  南海電鉄は,車輌形式板を車体側面に付けています。
  車輌形式板は,横317mm,縦178mm,厚さ6mmのアルミ製です。

車輌形式板 アルミ製 317×178×6mm
1000系・特急"四国号" 1985.10.28 新今宮(南海本線)
特急"四国号"中間車1806号に付けられた形式板 1985.10.28 新今宮(南海本線)