Last Update 2023.12.1
     

  関水金属 KATOの鶴見線・クモハ12052特定Nゲージモデルです。
  鶴見線で運用された晩年期のクモハ12052を再現しています。
  リベットで組立てられた厳つい車体のイメージが表現されています。

  クモハ12052は,1929年/昭和4年・川崎車輌製造の17m級国電です。
  山手線で運用の後,1959年/昭和34年に両運転台改造され鶴見線に移動,
  1996年3月まで37年間に亘り鶴見線を走りました。

  鶴見線の電車は,国有化(1943年)後の17m戦前形国電に始まり,
  1972-80年の72系・20m旧型国電,1980-92年の101系,
  1990-2006年の103系,現在の205系1100番台が使用されてきました。
  ただし,大川支線(武蔵白石-大川)は,
  武蔵白石駅の大川支線ホームが急カーブ上にあり20m電車が入線できないため,
  17mのクモハ12052と12053の運用が続きました。
  また,休日・昼間の閑散時に
  本線をクモハ12052と12053が単行運転したこともありました。

  1996年に
大川支線ホームを撤去して安善駅から大川駅に直通することになり
  大川支線に103系が入線,クモハ12052・12053は役割を終え引退しました。

  3輌編成のカナリア塗色103系に混じって,
  チョコレート塗色クモハ12052が単行で走る姿を想い出します。


クモハ12052貫通扉付き運転台改造側正面
クモハ12052側面
クモハ12052側面・非貫通正面側
クモハ12052貫通正面 クモハ12052非貫通正面
 
クモハ12052貫通正面側 クモハ12052非貫通正面側 
クモハ12052非貫通側正面
クモハ12052非貫通側正面
海芝浦行き普通 クモハ12052 1986.2 国道
海芝浦行き普通 クモハ12052 1986.2 国道
クモハ12052 1986.11.9 弁天橋電車区
クモハ12052 1986.11.9 弁天橋電車区
クモハ12052 1986.11.9 弁天橋電車区