Last Update 2024.9.1
     


  TOMIXが発売したプラスチック製 EF62 HOゲージ Prestigeモデルです。

  Prestigeモデルは,一般モデルのプラスチックの手すり,解放てこ,エアホースなどを
  金属製に取り換えたモデルです。
  
EF62
(2次形・篠ノ井機関区 38~54号機)を精密に再現しています。

  EF62は信越本線 横川-軽井沢の急勾配区間に直通できる機関車として開発,
  同区間専用の補助機関車EF63の重連を連結して運用されました。
  EF62は1962-69年/昭和37-44年に54輌
(1次車・2次車)が製造され
  高崎第二機関区と篠ノ井機関区に配置,
  高崎-長野間の客貨物列車の直通運転に活躍しました。

  EF62は軽量化と輪重移動抑制のため異例の3軸ボギー台車を採用,
  EF62の形態上の注目ポイントになっています。

  1984年の碓氷峠越え貨物列車廃止で発生した余剰機が
  東海道・山陽線の荷物列車運用に充てられましたが
  1986年に荷物列車が廃止になり1987年までに廃車になりました。
  信越線に残ったEF62は1987年の国鉄分割民営化のとき
  田端機関区に移動した41・43・46・49・53・54を除いて廃車になりました。
  このモデルは46号機として完成させました。

  1997年の上越新幹線長野開業で横川-軽井沢間が廃止になり
  1999年にEF62は全車廃車になりました。

精密に製作されたEF62(2次形)プラスチックモデル
国鉄F級新系列電機初採用の貫通式運転台 パノラミックウィンドウの運転台窓
EF62 46の側面 側面のルーバーは目の細かいプレス成型タイプ
1次形から変更された運転台側面  Co-Co軸配置の3軸台車
軽量化のためFRPを多用した屋根部
側面 Co-Co軸配置の3軸台車
側面
EF62 46
EF62 46とEF63 4
現役時代のEF62
EF62 14貨物列車・EF63重連補機       1983.7.31〔信越本線 軽井沢-横川〕
EF62 21貨物列車・EF63重連補機       1983.7.31〔信越本線 軽井沢-横川〕
EF62 27       1983.7.31〔信越本線 横川〕
EF62 6貨物列車      1983.8.1〔信越本線 柿崎-上下浜〕