Last Update 2024.9.1
     
6000系・6815号車の側面番号板

  南海電鉄・高野線の主力電車6000系・6815号車の車体側面に
  付けられた車輌番号板です。
  6000系は1962年登場の日本初のオールステンレスの電車です。
  1962-69年/昭和37-44年に72輌が製造されました。
  6815号車は1968年竣工の7次車で
  当時の編成は6029-6912+6815-6030でした。
  1985年から車体更新が進められ,6800形は6600形に変更になりました。
  この番号板は,車体更新のときに外されたものと推測します。
  6815号から改番された6615号車は,
  6023F編成 6023-6615-6616-6024に組み込まれて運用されました。
  6000系は車齢50年を過ぎ,順次廃車され2025年に全廃の予定です。

  9000系以前の南海電鉄の電車は,
  車輌番号を南海電鉄独自のローマン書体の数字で表記していました。
  ステンレス車体の6000系は,
  アルミニウム板の切抜き文字を貼付けた番号板を車体側面に取付けました。

  風格のあるローマン書体の数字に南海電鉄の歴史を感じます。

6000系・6815号車の側面番号板 独自のローマン書体の切抜き文字
6000系・6815号車の側面番号板裏面 8本のボルトで車体に取付け
6000系/6001   1990.9.8 新今宮〔南海電鉄 高野線〕
6000系/6001   2022.11.21 新今宮-萩ノ茶屋〔南海電鉄 高野線〕