Last Update 2006.9.1
     
   旧型電車などに装備された骸骨型尾灯(テールライト)です。      

   旧型電車の尾灯(テールライト)です。
   外形が骸骨に似ていることから
   骸骨型尾灯と呼ばれています。
                    

   旧型電車の多くに装備されました。
   古い電車の写真を見ると
   このタイプの尾灯を見ることができます。

   この尾灯は,塗装が厚く,
   製造年月は判りませんが,小糸製作所製です。

   塗色から南海電車の尾灯であると
   推定しています。


高さ;250mm,幅;180mm
奥行き;230mm,重さ;2.5kg



阪堺電車の窓上部の左右に
骸骨型尾灯が装備されています。
  レンズは透明です。
  内部に赤色フィルタがあり
  ランプが点くと赤い光を発します。

  尾灯の構造は,
  上部に,電球の排熱口があるなど
  前照灯と同じです。
  凹反射板はなく,
  赤色フィルタがあります。
  電球は2灯が装着できます。
  透明110V・60Wが装着されています。
  レンズの底から浮き上がる
  赤い光に,
  郷愁を感じます。