船の科学館 | ||
2011.9.18 船の科学館 |
船の科学館は,1974年/昭和49年, 東京・お台場に,開館した海事博物館です。 建物は,客船をイメージした形になっており, 煙突・マストに当たる展望台(70m)があります。 今年2011年9月30日に,本館展示が無期限休止になり, 展示保存の“羊蹄丸”の公開が終了しました。 羊蹄丸の展示は,1996年/平成8年からで, 当初は,ジェノヴァ国際博覧会日本館パビリオンに 使用されたときの船体色(白/青)でしたが, 2001年に,連絡船就航当時の船体色に復元されました。 羊蹄丸の内部は, 昭和30年代の青森駅や青森朝市を体感できる “青函ワールド”が設けられていました。 そこには,実物車輛 DE10 30とスハフ44 25が配置され, 当時の情景が等身大の人形により表現されていました。 羊蹄丸の維持費に年間3000万円を要することから, 羊蹄丸の保存が叶わず,譲渡先が公募された結果, えひめ東予シップリサイクル研究会が選定されました。 2012年に,解体の予定です。 なお,羊蹄丸に並んで展示の南極観測船“宗谷”は, 継続して,公開されています。 |
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2011.9.18 船の科学館 |